白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

法学部

教員紹介詳細

教員氏名 兼頭 ゆみ子(カネトウ ユミコ)
職名 講師
最終学歴・学位 中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学・博士(法学)
専門分野 国際環境法 EU環境法
学協会活動 国際法学会 環境法政策学会 日本EU学会 など
【主な著書・論文等】
〔著書・論文等〕
"Japan's Response to International Environmental Law: Between Firm Implementation and Minimalism”, in C. KOJIMA and M. TAKEUCHI eds., Japanese Approaches to International Law: Theory and Practice (Brill, 2025)
「パリ協定における遵守手続」『中央大学社会科学研究所年報』第28号(2024)
「EUによる手続的環境権の保障に関する諸問題」『日本EU学会年報』第43号(2023)
「環境条約における遵守手続とEU―オーフス条約の履行を巡って」『EU法研究』第9号(2021)
「国際法における景観概念の近年の発展」『文化多様性と国際法-人権と開発を視点として』(中央大学出版部、2017)


◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆

【問題関心】
科学技術の発展によって、人類は、周りの環境を自らに都合よく、便利なように改編する大きな力を獲得しました。様々な資源を大量消費し、また様々な形の大量の不要物を排出し、環境にキャパシティを超える負荷を与えてきました。その結果、様々な異変(環境問題)が生じ、人間その他の生物や自然にも悪影響が及ぶようになりました。こういった問題に対処するため、本格的には1970年代から、環境保護のための法や政策が発展してきました。国際社会においても、国内レベルにおいても、環境法は、「法」という規範を用いて人の行動変容を促し、環境負荷を低減することを追求する法分野です。既存の法的枠組を用いつつ、一種の独自性を獲得している分野でもあります。いまや環境への配慮は様々な法政策分野へと浸透し、結果、環境法の地平は広がっています。また、新たな工夫やアプローチが生まれるなどして、発展し続けている分野でもあります。環境法のこのような側面に常に関心を払い、研究しています。

【現在の研究テーマ】
環境法政策の相互作用、環境と人権、環境と文化

【学生へのメッセージ】
私は新卒・社会人経験を経て、法学部に入りなおし、法学の学修・研究を行ってきました。当時、実社会に出る前に法学の素養をつけておくべきだったとつくづく思いましたので、若い時分に法学部に入られた皆さんをある意味、うらやましく思います。大学生としての数年間をどのように過ごすか、大きな裁量が皆さんには与えられています。大学生活を充実させる方法は十人十色で様々な手段や方法があるでしょう。しかし、多くの法分野の専門家が一堂に会する学部で、直接に学び、学ぶことに集中できる機会は、社会人になるとほぼ二度とないでしょう。大学は想像以上に学問を深められる場所です。大いに学び、思索し、自分自身に付加価値を付ける機会としてください。