経営学研究科長 古瀬 一隆
現代社会における企業活動は、どのような業種・業界であっても常にボーダーレスであり、また、AIなどの新たな技術の進歩・普及により大きく様変わりする途上にもあります。このような現代社会において企業等の経営活動に携わる人材に求められる知識や技能は、経営学や会計学といった従来の分野のものだけにとどまらず、国際的なコミュニケーション能力、AIやデータ分析手法に関する造詣、さまざまなメディアの活用手法についての知識など、多岐にわたります。現代の経営学はこれらの分野にまたがる学際的な学問分野であるといえます。
経営学研究科では、その多岐にわたる経営学の学問領域を「企業経営科目群」「企業会計科目群」「ビジネスコミュニケーション科目群」「経営情報科目群」「メディアデザイン科目群」の5つの科目群によって構成し、包括的な学びの場を提供しています。先進技術を活用して定性的・定量的な分析を行うなど、高度に専門的な「科学としての経営学」の知識・技能を武器に、これからの国際社会、高度情報社会、地域経済で活躍できる人材や研究者の育成をめざしています。