ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
経営学研究科では、研究成果及び専門知識を活かし、地域経済を支える人材、グローバルなビジネス現場で活躍できる人材及び研究職に携わる人材の育成を教育の目標に定めています。原則2年以上在学し、30単位以上を修得し、学位論文又は特定課題の研究成果の審査及び所定の試験に合格することにより、以下に掲げている知識・能力を修得したと認められた場合に修士の学位を授与します。
- ・経営学あるいはその周辺領域に関する高度な専門知識
- ・独自性のある研究テーマを自ら発見する能力
- ・研究を遂行するために必要となる調査能力、分析能力、論理的思考力、コミュニケーション能力、倫理観
- ・研究の成果を成果物として報告・発表する能力
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
経営学研究科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた知識・能力を修得するため、以下の教育課程編成及び実施の方針を定めます。
(教育課程編成)
- ・各2単位の選択科目である「講義科目」と各4単位の必修科目である「研究指導」を編成します。
- ・「講義科目」は、「企業経営科目群」「企業会計科目群」「ビジネスコミュニケーション科目群」「経営情報科目群」「メディアデザイン科目群」の5つの科目群に分けることができます。
- ・「研究指導」は、1年次に履修する「研究指導Ⅰ」及び2年次に履修する「研究指導Ⅱ」を設定します。
(教育内容・方法)
- ・「講義科目」では、少人数のグループ形式で基礎から応用に至る専門知識及び各種の基礎的な研究方法を学修します。「講義科目」を履修することにより、主に「経営学あるいはその周辺領域に関する高度な専門知識」及び「研究を遂行するために必要となる調査能力、分析能力、論理的思考力」を修得します。
- ・「研究指導」では、「学位論文」の執筆又は「特定課題」の制作に関して、研究指導教員が個性や進度・達成度に応じた指導・助言を個別に行います。また、中間論文発表会では、研究指導教員以外の教員も助言を与えます。「研究指導」をはじめとする「学位論文」又は「特定課題」の指導・助言を受けることにより、主に「独自性のある研究テーマを自ら発見する能力」、「研究を遂行するために必要となるコミュニケーション能力、倫理観」及び「研究の成果を成果物として報告・発表する能力」を修得します。
(学修成果の評価)
- ・「講義科目」及び「研究指導」の学修成果は、科目の特性により定期試験、授業内試験、レポート・課題、受講態度などにより評価します。科目ごとの具体的な評価方法は、シラバスに記載してあります。
- ・「学位論文」及び「特定課題」は、研究指導教員を主査とし、当該論文又は課題に関し学識を有する本研究科担当教員2名を副査とする3名で審査します。
- ・「学位論文」の審査は、論理性、正当性、専門性、創造性、総合性の観点から行われます。
- ・「特定課題」の審査は、報告書の論理性、正当性、専門性、成果物の創造性及び総合性の観点から行われます。
- ・「学位論文」及び「特定課題」の判定は、審査の結果を受けた本研究科委員会が行います。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
経営学研究科では、研究成果及び専門知識を活かし、地域経済を支える人材、グローバルなビジネス現場で活躍できる人材及び研究職に携わる人材の育成を目指し、次のような人材を求めています。
- ・学問や研究に真摯に向き合う意欲・姿勢のある人。
- ・既存の学問にも関心を持ち、先駆者の言葉にも素直に耳を傾けられる人。
- ・体験に基づく自らの「ものさし」・「判断基準」を持っている人。
- ・経営学あるいはその周辺領域に関する基礎的な知識・技能を有する人。
- ・専門知識を修得し、その知識を活かした研究を遂行する明確な目的と意欲を持つ人。
- ・研究の遂行に必要となる基礎的な語学力・コミュニケーション能力を有する人。