〜 PLUS ULTRA(さらに向こうへ)〜
白鴎大学の記念すべき第1回卒業式(1990年)で大学創設者、上岡一嘉初代学長が建学の精神を卒業生に託すべく贈った言葉です。
コロンブスが新大陸を発見するまで、ヨーロッパではジブラルタル海峡が世界の果てと信じられていました。スペイン王国の紋章にはラテン語で「NE PLUS ULTRA(この先はなし)」と書かれていましたが、その先に新大陸が広がっていることが分かり、否定詞の「NE」を取り「PLUS ULTRA」に改められたといわれています。
「高く広い視野に立って、たった一度の人生に情熱的にチャレンジして欲しい」というメッセージを具現化する言葉で、今では本学の建学の理念を表すスローガンとなっています。
第1回卒業式で祝辞を述べる上岡一嘉初代学長
本学の建学の理念は、次の4項目により表現される。
本学の教育目標は、次の4項目により表現される。
白鴎大学の最初の学部である経営学部の教育目標は、白鴎大学の教育目標を経営学の教育研究分野において具体化したものである。
急激に変化する社会情勢と21世紀を展望するとき、我が国は今後一層の経済の拡大・発展を始め、世界における日本の地位の確立と文化的向上が求められている。また科学技術の革新、産業構造の変革及び情報化等が一層加速していくとともに、社会の高度・複雑化等に伴い、従来の法律では律しきれない新たな問題、例えば、環境問題、知的所有権問題、情報開示問題等が生起し、これらの問題に対処していくためには、人類の福祉と平和の維持・確保の観点から国内外の法律に通暁し、専門的、実践的な法的知識と行政・立法・政策立案の能力等を併せ持つ人材の養成が強く求められている。
白鴎大学法学部はかかる要請に応えるため、最新の法的知識とより高度な外国語知識を学生に与え、広い視野に立って国際レベルで産業経済界及び地域社会に貢献できる人材の育成を志向するが、隣接諸科学の知識を併せ持った幅広い法的思考力と国際感覚及び健全な常識を身につけた自主的な社会人の育成を教育目標とする。
教育学部の目的は、第1に優秀な人材を育成し彼らを教育界に送り込むことであり、第2に人の成長・発達に関連する職業さらにはそうした職業群に人材を送ることである。そして第3の目的として、「地域に有用な人材」を育て、地域の発展に貢献することを掲げている。つまり、単に都市部の発展に貢献するだけではなく、地方、地域の発展、躍進に役立つ人材を育成し、地域の生活・文化の向上に貢献することを目的としている。
また、本学部は将来教育職もしくは人の成長・発達に関連する分野への就職を希望する学生が多いことから、以下を教育目標としている。