教員氏名 | 棟久 敬(ムネヒサ タカシ) |
職名 | 准教授 |
最終学歴・学位 | 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学・修士(法学) |
専門分野 | 憲法、比較憲法(ドイツ憲法)、教育法、宗教法 |
学協会活動 | 日本公法学会、全国憲法研究会、憲法理論研究会、ドイツ憲法判例研究会、日本教育法学会、宗教法学会 |
【主な著書・論文等】 |
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著書 『ドイツ基本権裁判の展開』(信山社、2025年)〔共著〕 『ドイツの憲法判例V』(信山社、2025年)〔共著〕 『秋田を学ぶ―自然と社会』(秋田文化出版、2024年)〔共著〕 『新憲法判例特選〔第3版〕』(敬文堂、2021年)〔共著〕 『フォーカス憲法』(北樹出版、2020年)〔共著〕 『教職のための憲法』(ミネルヴァ書房、2020年)〔共著〕 論文 「国家の宗教的・世界観的中立性の射程」秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学80集(2025年) 「良心的に自律した個人の探究」季刊教育法223号(2024年) 「ドイツにおける学校教育への権利」秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学79集(2024年) 「連邦緊急ブレーキ決定II―学校閉鎖 」自治研究自治研究 100巻2号(2024年) 「宗教的多様性と公教育における信教の自由の意味」一橋法学22巻2号(2023年) ◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆ 【問題関心】 憲法学のうち、思想・良心の自由、信教の自由や政教分離原則、教育を受ける権利に関心があります。 特にドイツ憲法との比較のもとで、日本国憲法の解釈について考えています。 【現在の研究テーマ】 ドイツにおける信教の自由の保障のあり方について研究しています。ドイツでは、信教の自由は学校という公的な場でたびたび争点となります。学校で誰かが自分の信じる宗教にしたがった活動をすると、子どもの教育を受ける権利など、他の子どもの人権と衝突し、調整が必要となる場面もあります。そのため、教育法についても研究を進めています。 【学生へのメッセージ】 憲法は義務教育段階から学習した経験があるので、とても馴染みのある分野だと思います。しかし、大学での憲法の学習は今までとは異なるところや抽象的な理論を学習するところもあるので戸惑うことがあるかもしれません。自分とは関係のない遠いところで起きている話と決めつけるのではなく、判例や現実に起きている事件を通じて、学生の皆さんにとっても身近な問題なのだという意識をもって、じっくりと憲法問題について考えてほしいと思っています。 将来どのような職業に就くのであれ、自分の身の回りにも起きうる問題だという意識で考える習慣をつけていただくと、必ずいつかその思考が活かされる日がくると信じています。 また、せっかく自分の学びたいことを学べる貴重な期間ですので、臆することなく他の色々な学問分野にも視野を広げてみてください。 |