教員氏名 | 清水 潤(シミズ ジュン) |
職名 | 准教授 |
最終学歴・学位 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロー・スクール LL.M.(法学修士) |
専門分野 | 憲法、憲法史、比較憲法、法思想 |
学協会活動 | 日本公法学会、憲法理論研究会、日本法哲学会、比較憲法学会、日米法学会など |
【主な著書・論文等】 |
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単著 『アメリカ憲法のコモン・ロー的基層』2023年、日本評論社。 論文 「アメリカン・インディアンの土地権原をめぐる理論的対抗(1)Johnson v. McIntoshの思想史的基礎」2022年、白鴎法学29巻1号 「Lochner判決と革新主義の再検討」単著,2019年,比較憲法学研究。 「コモン・ロー、憲法、自由――19世紀後期アメリカ法理論とLochner判決――(1)~(8・完)」単著、2017~2019年、中央ロー・ジャーナル 「ロックナー判決と法の支配」単著、2018年、戒能通弘編著『法の支配のヒストリー』ナカニシヤ出版。 「デュー・プロセスの概念史」単著、2017年、憲法理論研究会編『展開する立憲主義』敬文堂。 「19世紀後期アメリカの憲法論に対するコモン・ローの影響について」単著、2016年、法哲学年報 「Common law constitutionalism and its counterpart in Japan」単著、2016年、Suffolk Transnational Law Review. 「アメリカにおける不文憲法の伝統(1)~(3)」単著、2012~2013年、中央ロー・ジャーナル 「立憲主義・国家からの自由・徳(1)~(2)」単著、2011~2012年、中央ロー・ジャーナル ◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆ 【問題関心】 中学生くらいのころから、なぜ校則などの世の中の決まりを守らなければいけないのかについて興味がありました。規則や法、権威といったものに人が従なければならないのはなぜなのか。それが私が法学を研究するうえでの出発点だと思います。 【現在の研究テーマ】 アメリカ憲法史における、憲法上の権利概念の生成と発展の過程を研究しました。 これは『アメリカ憲法のコモン・ロー的基層』(日本評論社、2023)にまとめました。 今は、アメリカン・インディアンの法的規律の歴史を主に研究しています。 【学生へのメッセージ】 法学は、文系の科目では珍しく、専門知識で稼ぐことができる学問だと思います。公務員試験や資格試験の役にも立ちます。今は予備試験というものがあり、大学生のうちに司法試験に合格することも可能です。少なくとも、文学とか芸術に比べれば、勉強する意義が分かりやすい分野です。 一方で、実用目的の勉強ばかりしていると勉強がつまらなくなってしまうことも多いので、一見すると役に立たないようなことであっても、興味関心に基づいて広く学ぶのが大切だと思います。 |