白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

法学部

教員紹介詳細

教員氏名 清水 潤(シミズ ジュン)
職名 准教授
最終学歴・学位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロー・スクール LL.M.(法学修士)
専門分野 憲法、憲法史、比較憲法、法思想
学協会活動 日本公法学会、憲法理論研究会、日本法哲学会、比較憲法学会、日米法学会など
【主な著書・論文等】
論文
「Lochner判決と革新主義の再検討」単著,2019年,比較憲法学研究。
「コモン・ロー、憲法、自由――19世紀後期アメリカ法理論とLochner判決――(1)~(8・完)」単著、2017~2019年、中央ロー・ジャーナル
「ロックナー判決と法の支配」単著、2018年、戒能通弘編著『法の支配のヒストリー』ナカニシヤ出版。
「デュー・プロセスの概念史」単著、2017年、憲法理論研究会編『展開する立憲主義』敬文堂。
「19世紀後期アメリカの憲法論に対するコモン・ローの影響について」単著、2016年、法哲学年報
「Common law constitutionalism and its counterpart in Japan」単著、2016年、Suffolk Transnational Law Review.
「アメリカにおける不文憲法の伝統(1)~(3)」単著、2012~2013年、中央ロー・ジャーナル
「立憲主義・国家からの自由・徳(1)~(2)」単著、2011~2012年、中央ロー・ジャーナル


◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆
【問題関心】
中学生くらいのころから、なぜ校則などの世の中の決まりを守らなければいけないのかについて興味がありました。規則や法、権威といったものに人が従なければならないのはなぜなのか。それが私が法学を研究するうえでの出発点だと思います。基本的には、私は個人の自由や意思決定が最大化されるような社会や政治の仕組みが望ましいと考えています。このような考え方はリバタリアニズムと呼ばれることもあります。人は一人では生きられないので、どうしても他人の価値観や利益との衝突を調整する必要があるわけですが、個々人の自由が最大限尊重されるような学校、社会、地域、国家を可能とする条件は何なのか、常に疑問に思っています。

【現在の研究テーマ】
アメリカ憲法史における、憲法上の権利概念の生成と発展の過程を研究しています。表現の自由とか信教の自由とか、あるいは生存権でもいいですが、憲法で色々な権利が保障されていることを学習すると思います。これはどこから来たのかということです。天賦人権思想とか社会契約論とか自然権思想とか色々なことが教科書に書かれているかもしれませんが、少なくともアメリカの憲法史を丁寧に見ていく限り、そのような教科書的説明が説得的であるようには思えません。

【学生へのメッセージ】
法学は、文系の科目では珍しく、専門知識で稼ぐことができる学問だと思います。公務員試験や資格試験の役にも立ちます。今は予備試験というものがあり、大学生のうちに司法試験に合格することも可能です。少なくとも、文学とか芸術に比べれば、勉強すれば報われるのではないでしょうか。 一方で,実用目的の勉強ばかりしていると勉強がつまらなくなってしまうので,一見すると役に立たないようなことであっても,興味関心に基づいて広く学ぶのが大切だと思います。