白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

法学部

総合図書館(分館)案内

総合図書館(分館)案内

分館は平成16(2004)年4月、法科大学院設置とともに開館しました。東キャンパスの四階と五階の一部に延べ2,714m2のスペースを擁し、小山駅前という好アクセス条件に加え、開放的で明るい館内は快適に勉学・研究できる空間です。四階には232席の閲覧席、ワークステーション(コンピューター40台)、AVルーム(16席)、グループ学習室4室(1室18席)、ゼミ室1室(1室12席)、五階には72席の閲覧席、ゼミ室1室(1室12席)が設置されています。分館は、平成24(2012)年5月現在で、図書約71,000冊、国内・海外の雑誌約1,600タイトルを所蔵しており、これらはすべて開架式となっています。五階の閲覧席は、文科省の指導の趣旨を忖度して、特に大学院生の優先席となっています。

分館は主として法科大学院および法学部関係者を対象としているため、その蔵書は法学関係の専門図書に特化されています。第一に「法律」の分野に属する資料、第二に「政治学・政治思想」に分類される資料、第三に「行政」に分類される資料、第四に「地方自治・地方行政」に分類される資料で構成されています。また、特徴として、実定法理論に関する資料のみならず、法思想、法制史等の基礎法学に関する資料や政治・行政、環境・医療等の関連分野の資料、更には、司法・法曹の実務に関する資料が多数含まれていることを上げることが出来ます。一方、法学関係専門図書以外の資料については、利用者の希望に応じて本館から取り寄せることが可能です。勿論、分館の資料も本館から取り寄せることが可能です。

そして、電子媒体による教育支援が充実していることも分館の特徴と言えるでしょう。一例として、D1-Law.com、LEX/DBインターネット、Lexis.com、LLI(主要法律雑誌)、百科事典や各紙新聞記事データベースを提供しています。これらは一部を除き、ネットワークに接続されている学内すべてのパソコンからアクセス可能です。電子ジャーナルのタイトル数も年々増加し、地方にいながらも情報環境の格差はあまり感じないと思います。このように新旧の法情報が大量かつ迅速に入手可能になったことは、法学の教育研究の効率を一層高めるものと期待されます。

図書の配架については、新聞、雑誌、和雑誌バックナンバー、洋雑誌バックナンバー、紀要、年鑑、外国判例集、和書、洋書、官報等、大半の資料は四階の書架に配置されていますが、判例集、主要法律和雑誌バックナンバー等、大学院生の利用頻度の高い資料は大学院生の利便性を考慮して優先席に近い書架に配置されています。

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