白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

教員紹介詳細

教員氏名 青木 孝暢(財務会計)
最終学歴・学位 日本大学大学院・経済学修士
【問題関心】
近年、企業を取り巻く経営環境の変化により、会計基準の新設や改訂が頻繁に行われている。会計基準については、会計処理の方法のみならず、その会計処理の根底にどのような考え方が存在するのか、また複数ある考え方の中からなぜその考え方が採用されたのかといったことも検討しなければならない。なぜなら、これらの検討を行うことにより、我が国の企業会計制度の特質を明らかにすることができるからである。
【現在の研究テーマ】
研究テーマ:「有形固定資産の再評価」
 我が国では、有形固定資産は取得原価で評価され、そこに減価償却や減損会計が適用される。これに対して、イギリスでは、有形固定資産を「企業にとっての価値」で再評価することが認められている。有形固定資産を再評価する場合、減価償却との関係、減損会計との差異、再評価額としての「企業にとっての価値」の意味、およびそこで採用されている資本維持概念などが論点となる。これらの論点を検討することにより、現在の経済社会において、会計の果たすべき役割を究明することが私の研究テーマである。
【関心領域】
・有形固定資産
・減損
・再評価
・「企業にとっての価値」
【主な著書・論文等】
〔著書〕
1.「イギリスの有形固定資産会計における再評価―減損会計との関係について―」『財務会計の現状と展望』(共著)白桃書房、2014年7月
2.「簿記能力検定試験3級の分析―帳簿組織と伝票制―」『大学における簿記教育の問題点の整理と対策案の提示』(共著)日本簿記学会、2014年8月

〔論文〕
1.「英国における有形固定資産会計に関する一考察―再評価と減損の関係を中心として―」『明治大学商学研究論集』第20号、2003年11月
2.「イギリス財務報告原則書における「企業にとっての価値」―会計目的および質的特性との関係を中心として―」『明治大学商学研究論集』第24号、2005年11月
3.「「企業にとっての価値」と「公正価値」の調和―Zijl and Whittingtonの見解―」『明治大学商学研究論集』第26号、2006年11月
4.「減損損失の簿記処理」『日本簿記学会年報』第23号、2008年7月
5.「イギリスにおけるカレント・コスト会計の特質」『白?ビジネスレビュー』第21巻第1・2合併号、2012年3月

〔その他〕
1.「イギリス財務報告原則書における「企業にとっての価値」」第7回全国大学院生簿記会計研究報告会、2005年9月
2.「減損損失の簿記処理」日本簿記学会第23回全国大会自由論題報告、2007年8月
3.「「企業にとっての価値」概念の検討」日本会計研究学会第67回全国大会自由論題報告、2008年9月
4.「大学における簿記教育の問題点の整理と対策案の提示」(共同)日本簿記学会第30回全国大会研究部会報告、2014年8月
5.「償却債権の取立てに関する取引の本質」日本簿記学会第31回全国大会自由論題報告、2014年8月