教員氏名 | 菅野 嘉則(デジタルメディアデザイン) |
最終学歴・学位 | 早稲田大学政治経済学部政治学科・政治学士 |
【問題関心】 |
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アニメのキャラクターとストーリー分析を通して、観客を惹きつけるクリエイティブ・テクノロジーと、コンピューティングによる映像表現の研究を行っています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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コンピューターの飛躍的な発達とともに、メディア環境は様変わりし、メディアを流通するコンテンツもまた大きな進化を遂げています。紙や電波に代わって、インターネットが活字や映像などの膨大な情報を運ぶようになり、同時に制作環境のデジタル化が進展して、誰もがコンピューターを駆使して新しい表現に挑戦できるようになりました。一部の人々がコンテンツ制作を独占していた時代はもはや過去のものです。 これからのコンテンツの作り手に必要とされるのは、制作現場で伝授される技芸ではなく、体系的なモノづくりの知識と論理的な思考になるでしょう。かつての成功体験や感性に頼って作るのではなく、他の産業と同じように工学的なアプローチによって、新しいメディア体験を提供することが不可欠になるのです。伝統的な職人芸によって支えられてきたアニメーションも、産業として生き残るためには、表現の優位性と普遍性を維持しながら、グローバル社会に適応した制作システムを整備しなければなりません。 新たなメディア潮流の観察とコンテンツの創作工程の分析を通して、創作活動に必要なテクノロジーを言語化し、デジタル技術を活かした次代のコミュニケーション表現を模索していきたいと考えています。 |
【主な著書・論文等】 |
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《著書》 『アニメーション教科書~アニメーターのための演技術~』ボーンデジタル刊 《論文等》 「アニメの幻想する原始自然」バーチャルリアリティ学会 「TVと映画のためのCG」画像電子学会 「マンガとノン・フォトリアリスティック・レンダリング(Manga and Non-Photorealistic Rendering)」ACM SIGGRAPH / 米国コンピューター学会 CG分科会 「CG Animation from the Island of Manga」EuroGraph / 欧州CG学会 「アニメ制作におけるメディア技術」日本機械学会 「The Art and Technology of "The Aurora”」映像メディア学会 「アニメーションにおけるデジタル化の現状」放送技術 「分散レンダリング」民放技術報告会 「モーションキャプチャー」民放技術報告会 「平成狸合戦ぽんぽこ」スタジオジブリ 「耳をすませば」スタジオジブリ 「もののけ姫」スタジオジブリ 「リリパット王国」日本テレビ 「やさいのようせい」NHK 「みいつけた!」NHK |