出来る限り多くの時間コンピュータに触れて、その操作と便利さを自分のものにすることが大切である。それを活用して、インターネット上などにある多くの情報をどの様にして収集・蓄積したらよいのか、その技術・方法を習得することが次の学習目標である。

しかし、いくら多くの情報が効率よく蓄積でき、コンピュータを自由に使いこなすことが出来るようになったとしても、それをどんな事にどの様に役立てていくかの知識・知恵・目標がなければ得たものを活かすことができない。そのためには統計的・数学的考え方、分析の方法、意思決定プロセスなどを学び、経済や世の中の動きに常に関心をもち、問題意識を持ち続けることが重要である。

情報化はこれから更に益々進展していく。そのことは多くの国々のいろいろな分野で、人々との交流がより行い易くなる環境を創り出していく。そんな社会でより積極的に行動していくためには、自己・自分の考え方・意見をより効果的に表現することが出来る能力も要求される。コンピュータ、マルチメディアを駆使して、豊かな社会の発展に寄与できる情報発信者になることも、これからのあなた方に期待されている。

これらのことを自分のものにしていくための学習機会を提供しているのが<経営情報コース>である。自らプログラミングやシステム構築ができる高度なコンピュータスキルを修得し、同時に統計的・数学的考え方、分析の方法、意思決定プロセスなど経営的な思考力を磨きます。インターネットのしくみを理解して効果的に活用するスキルを身につけ、そこに新たなビジネスチャンスを見出し、問題を発見し解決する力を持つ人材を育成します。