白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

学部長あいさつ

経営学部長 飛田 幸宏

白鴎大学経営学部は、1986年(昭和61年)に白鴎大学開学とともに創設された学部です。以来、国際社会、地域社会、及び産業・経済界等の多様な分野に多くの卒業生を輩出してきました。経営学部ではこれからも、グローバル化の著しい現代社会において異文化・多文化を理解し積極的に国際貢献ができる人材、高度情報社会において情報処理能力・情報活用能力を有し自ら情報発信のできる人材、そして、社会人としての確固たる職業意識、最新の経営知識と広い視野を持ち創造力と実践力を兼ね備えた社会に貢献できる人材の育成になお一層努めてまいります。

経営学部ではこのような人材を輩出すべく、学生自身の将来の目標・進路に合わせた5つのコース(企業経営、経営情報、企業会計、メディア、ビジネスコミュニケーション)を設置しています。各コース推奨の専門科目を履修することで体系的・包括的に専門性を追究するとともに、コースの垣根を越えて他コースの専門科目を横断的に履修することもできる選択自由度の高いカリキュラムとなっています。また経営学部では、多種多様な研究領域を扱う「専門・教養ゼミナール」を設置しています。ゼミナールでは、学生の能動的な学修の充実を図るために、少人数でのグループワークや集団討論等が実践され、それらを通じて課題設定力・課題解決力が養われます。他方、ゼミ生の興味・関心にしたがって自主的な研究を深め、自ら学修成果等を発信する能力も身につくなどゼミナールは大学における勉学の中核的位置を占める科目となっています。さらには、経営学部生対象の海外留学プログラムの実施、資格取得支援とキャリア教育の充実を図るとともに、リベラルアーツ教育を重視する観点から、社会科学、人文科学、自然科学にわたる幅広い教養の他、それらを融合した学際領域のさまざまな科目を自由に自主的に学ぶ環境を整えています。こうした専門性と教養を身につけ多角的に物事を捉えることが、複雑化するこれからの社会を生きるうえで求められる素養になると考えています。

本学の建学の理念である「PLUS ULTRA(さらに向こうへ)」を体現すべく、学生の皆さんには、好きなことを徹底的に勉強してもらいたいと思います。勉強することで将来の進路の選択肢が広がります。高く広い視野を持ち何事にも積極的にチャレンジし、経営学部での学びを通じて成長されることを心より期待しています。教職員一同、教育研究活動に真摯に取り組み、学生の教育・育成、研究活動の充実・活性化、地域に開かれた大学としての社会活動への貢献等の役割を果たせるよう努めてまいります。