
岩城 淳子 教授
幼保コースは、50年以上の歴史と実績を持つ保育者養成教育に、幅広い教養、深い専門性、研究能力の育成を加えた先進的なコースです。保育者養成教育は、1974(昭和49)年、小山市大行寺の地に開学した白鷗女子短期大学幼児教育科から始まりました。幼稚園教諭2種教員免許と保育士資格を取得した短大卒業生(2部、専攻科も含む)は、31年間で5881名にのぼります。その殆どが、小山市はじめ栃木県内及び県外で保育者として活躍しています。学生は実習先や就職先で、多くの白鷗の先輩方に巡り合う機会があり、同じ道を志す学生たちにはとっては、これ以上ない心強い環境です。
2000年代に入り、短大同科は白鷗大学教育学部児童教育専攻となり、取得できる教員免許も1種へと移行しました。4年制となってから20年が経ち、幼保コースの卒業生は1650名を超えました。3年次からのゼミナールは小学校・幼保コースの枠を超えて児童教育の研究に励みます。本コースは幼児教育、保育分野に限らず、他専攻、他学部の授業も受講可能で、2つのキャンパスの豊かな施設や人材を活用することもできます。本コースには、大学入学以前に保育者を目指すことを決めた学生も多いのですが、なかには在学中に様々な分野や研究の面白さを知り、自身の新たな適性や可能性に気付き、卒業後の進路の幅を拡げていく学生もいます。その多様な成長は教員にとっても喜ばしい限りです。
「人の育ちを学ぶ」ことは、自分のこれまでを振り返りながら、新たな視点で人の成長を見つめ直すことにもつながります。さらにこれからの大人としての人生を考える上でも、ここでの学びは大きな糧となります。本コースでの学びは、正解のない問題に自身で正解を創り出していく力や、自身の保育観、教育観を育んでいくことでもあります。貴重な4年間を、自分という人間の器を大きくするチャンスと捉え、卒業時には入学時から何倍も大きく成長した自分に出会ってほしいと願っています。
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