教員免許状 | 保育士資格 | その他の資格 |
教育の仕事は、未来の社会を担う人材を育成する責任の重い仕事です。それ故、教育を担当する教員は教育に関する幅広い知識・専門的能力・指導技術および豊かな人間性を必要とされます。学校教育法第一条に定められている国公私立の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校および特別支援学校の教諭等になるためには、原則として教育職員免許法に定められた学校種ごとに必要な科目や単位を修得し、かつ教育実習を修了して教育職員免許状を取得する必要があります。
幼保連携型認定こども園の職員である「保育教諭」になるには、幼稚園教諭免許状と保育士資格の両方が必要です。その他の認定こども園では、満3歳以上の子どもの保育にあたるには幼稚園教諭と保育士資格の両免許・資格の併有が望ましいとされており、満3歳未満の子どもの保育にあたるには保育士資格が必要です。
また、公立小学校、中学校、高等学校の教員を目指す場合は教員採用試験、公立幼稚園の教員を目指す場合は公務員採用試験に合格することが必要です。採用試験に合格するためには多くの学習と努力が求められます。
教育学部発達科学科では、取得できる教員免許や資格はそれぞれの専攻または、児童教育専攻においては所属するコースによって異なります。 教育学部発達科学科の各専攻で卒業と同時に取得できる免許状については、『免許・資格一覧』 の教育学部をご覧ください。
教育学部では、自分の所属する専攻では取得できない他の学校種の免許を他の専攻の開設科目を受講し必要な単位を修得することにより、卒業後に自分で教育委員会に免許状授与申請を行うことで取得できます。ただし、他の専攻の免許状の取得は、卒業と同時に取得できるわけではありません。(卒業後すぐに、この免許で教職に就けるとは限りません。)
他の専攻の免許状は、所属する専攻の免許状の取得が前提となるため、他の専攻の免許状に必要な科目を所属する専攻に加えて履修することは、かなり厳しい学生生活になります。さらに教員採用試験のための勉強も欠かせません。なお、他の専攻の履修は選考を行い許可します。
他の専攻の免許状の種類は『免許・資格一覧 』教育学部の▲印をご覧ください。