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レクリエーション・インストラクターは、公益財団法人日本レクリエーション協会の公認指導者制度における入門的な資格ですが、「レクリエーション支援」に関する基本的な知識と技術を習得し、質の高いレクリエーション・サービスの提供が可能な人材であることを全国的に保証する資格です。
今日、地域社会をはじめ、教育や保育・福祉等の様々な領域で「レクリエーション支援」に対する期待は高まっています。レクリエーション・インストラクターは、これらの現場で、人と人とがふれあいながら楽しめる遊びを提案したり、各種生涯スポーツやニュースポーツ活動への取り組みの支援を行ったりしていく役割を担います。レクリエーション・インストラクターの養成は1993年に始まり、現在全国で57,592名の公認指導者が認定されています(2016年4月1日現在)。その中には幼稚園や小・中学校教諭、あるいは保育士などの職業に携わっている方々も少なくありません。
教育学部の学生には、自己の専門性の幅を広げるための資格としてレクリエーション・インストラクターを位置づけ、それぞれの職業の中で「レクリエーション支援」の知識や技術を活かした実践を展開していくことを期待しています。
本学部は同資格の課程認定校として承認されているため、在学中に所定の科目を履修することにより、卒業時に資格取得が可能となります。
健康運動指導士は、保健医療関係者と連携しながら運動プログラムを作成や指導を行う役割を担う運動指導者です。昭和63年に厚生大臣(現厚生労働大臣)の認定事業として創設され、現在までに全国で約18,000人の有資格者が登録されています。フィットネスクラブ等の民間スポーツ施設のほか、健康増進センターや病院、老人保健施設等で、健康指導や介護予防等の指導者としての活躍が期待されています。
資格の認定を行っている(財)健康・体力づくり事業財団は、平成19年度から健康運動指導士の養成カリキュラムや資格取得方法に関して見直しを行い新制度へ移行しました。新たに「健康運動指導士養成校」の制度が設定され、養成校に認定された4年制体育系大学卒業者は、大学での取得単位が資格取得のための単位に置き換えられるようになりました。
本学部スポーツ健康専攻は、カリキュラム審査を受け、健康運動指導士養成校に認定されていますので、在学中に所定の科目の単位を取得することで、卒業時に認定試験を受験することができます。認定試験に合格し指導者登録をすることにより、健康運動指導士の称号を得ることができます。
認定心理士(正式名称:公益財団法人日本心理学会認定心理士)は、心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得していることを証明する資格です。公益財団法人日本心理学会より授与されます。
白鴎大学心理学専攻では、この認定心理士資格取得が可能なカリキュラムが組まれていますので、本専攻で心理学関連科目の所定単位を修得した学生は、卒業後に日本心理学会に申請することにより資格取得が可能です。なお、在学中に所定の条件を満たした者は、卒業見込みの学年度に仮認定証を申請することもできます。この資格に関するご相談は、心理学専攻の専任教員がお受けします。
ピアヘルパーは、日本教育カウンセラー協会の認定する、心理学・教育相談に関係する資格です。
「ピア(仲間)を援助する」という意味の資格名称にも示されるように、この資格は対等な立場で、悩みの相談相手になる基本的な能力と技術を身につけていることを証明するものです。
本資格を取得すると、同協会の準会員となることができます。その後、さらに経験や研修を積むことにより、同協会の教育カウンセラー資格を取得することも可能となります。
本学はピアヘルパー認定加盟校であり、所定の単位を取得することにより、在学中に学内にて資格取得試験を受けることができます。
公認心理師とは、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的として定められた国家資格である。公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする。
公認心理師として必要な知識及び技能について、主務大臣が公認心理師試験を実施する。受験資格は、以下の者に付与される。
スポーツリーダーとは、地域におけるスポーツグループやサークルなどのリーダーとして、基礎的なスポーツ指導や運営にあたる者をいいます。スポーツリーダーは、公益財団法人日本スポーツ協会(以下、JSPO)が公認するスポーツ指導者資格の一つです。JSPO公認スポーツ指導者制度においては、指導対象や活動拠点を考慮して16種類の指導者資格に分類されており、スポーツリーダーは最も基礎的な資格として位置づけられています。この他の資格に関しては、JSPOが定める「共通科目」と「専門科目」の講習会受講および検定試験の合格によって認定されます。
本学教育学部発達科学科スポーツ健康専攻は平成28年度より、スポーツ指導者養成講習会免除適応コースとして承認されました。これによって、次頁の関係科目の単位を取得し、卒業年度に学校を通じて手続きすることでスポーツリーダーの資格と「共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」修了証明書を取得することができます。「共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」修了証明書により、「共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の講習及び試験が免除され、スポーツリーダーより上位のスポーツ指導者資格の多くを「専門科目」の講習会受講および検定試験合格のみで取得することが可能となります。