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教育学部における3つのポリシー
教育学部における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
各専攻〔児童教育専攻においては、各コース〕ごとに定める。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
各専攻〔児童教育専攻においては、各コース〕ごとに定める。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
教育学部の目ざすもの
教育学部では、現代社会のニーズに合ったプロフェッショナルを養成します。生まれてから発達を続ける人間を対象に、その成長や発達過程に関わる様々な問題を保育・初等教育、スポーツ、英語教育、心理などの視点から分析、検討し、高い指導力を発揮できる学生を育成します。そのために、次のような人物を求めています。
- 1.乳幼児・児童の成長や保育・教育に関心があり、教育学などに関わる専門的な知識や技能の習得を目指して努力する人。また、保育士・幼稚園教諭・保育教諭・小学校教諭を目指して意欲的に学習し、卒業後それぞれの分野での活躍を目ざす人。
- 2.自らのスポーツ経験を土台として、広く体育やスポーツ、あるいは健康や保健に関わる知識や指導技術を身につけ、その多様な実践現場に積極的に関わっていこうとする姿勢を有する人。
- 3.新しい知識や考え方を学習することへの意欲と、教育、社会、文化、語学への高い関心を兼ね備え、小・中・高等学校等で英語教諭を目指す人をはじめ、英語力や国際性、社会人としての資質を高めるための努力をして社会に貢献できる人。
- 4.人の心や発達に関する興味と心理学の知識や技能を習得しようとする熱意を持ち、与えられた課題を最後までやり遂げる意志と社会的事象について探求する意欲を備えた人。その上で、教育・福祉・医療・企業等、社会の各分野で活躍することを強く望む人。
教育学部発達科学科児童教育専攻(小学校教育コース)における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
児童教育専攻小学校教育コースで「学士(発達科学)」を授与される学生は、学修の成果として以下のような能力を有することが求められます。
-
1.人間としての教養を深めるとともに、教育に関する専門的知識を身につけている。
人間性豊かな教育の専門家となるために、教養を深めるとともに、教育に関する専門的知識を論理的、体系的に理解し、身につけている。その際、教育の専門家に要請される人間観や子ども観を問い続けるばかりでなく、教育の国際化、情報化などの現代的課題をも探究することができる。
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2.教育の専門家としての使命感に基づき、実践的指導力の基礎を修得している。
教育の専門家としての強い使命感に基づき、さまざまな発達上の課題を理解し、それにふさわしい授業を行うとともに、子どもの成長・発達を支え、適切に指導することができる能力としての教育における実践的指導力の基礎を修得している。子どものみならず、同僚、保護者、地域社会の関係者と関わり、支援を行い、それらを組織しうる教育経営者としての素養を修得している。
-
3.自らの専門性を探究するための研究方法を身につけている。
教育学及び教育事象について幅広く理解するとともに、自らの専門性を探究し、教育の専門家として主体的に発達し続けるための研究方法を身につけている。
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4.社会人として必要な基礎的な能力を修得している。
子どもとの対話のみならず、同僚との協働や、保護者や地域社会の関係者との連携を図るためのコミュニケーション能力を身につけている。さまざまな課題に主体的に立ち向かうことができる論理的思考力を身につけ、それらの課題に同僚等と協働的に取り組み、問題発見したり、また解決したりすることができる。
わが国の歴史及び固有の文化に関する教養を深めるとともに、異なる歴史と文化を有する諸外国等にも理解と関心を持ち、異文化理解、多文化理解に努め、国際連帯の中で適切に行動しようとする態度を有する。また、そのために必要な自国語や外国語の能力を備えている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
児童教育専攻小学校教育コースでは、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、学生が複合的学問体験を通して主体的に問題を発見し、それを解決しようとする経験を積むことができ、専門性を探究する能力を育てることを教育課程編成の基本精神としています。
教育課程は「外国語必修科目」「外国語・教養選択科目」「専攻必修科目」「専門選択科目」「卒業研究」の各科目群及び小学校教諭免許を取得するための「実習科目」によって構成されています。
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1.人間としての教養を深めるとともに、教育に関する専門的知識を身につけている。
「各種教養科目」「教育基礎論」「教育制度論」「教育課程論」「教育方法・技術論」「教育心理学」等
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2.教育の専門家としての使命感に基づき、実践的指導力の基礎を修得している。
「教育課程論」「教育心理学」「特別支援教育」「各教科概説Ⅰ(例:国語概説Ⅰ)」「各教科教育法(例:算数科教育法)」「教育実習」「教育実習の事前事後指導」「教職実践演習」等
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3.自らの専門性を探究するための研究方法を身につけている。
「フレッシュマンセミナー」「ゼミナール」「卒業研究」「各教科概説Ⅱ(例:国語概説Ⅱ)」等
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4.社会人として必要な基礎的な能力を修得している。
「ゼミナール」「卒業研究」「教職実践演習」「哲学」「論理学」「環境科学」「日本史概論」「外国史概論」「比較文化論」「文化人類学」「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ」等
履修モデル
以上の諸科目は、卒業後に、子ども一人一人の心と体に向き合いながら、子どもの個性や可能性を伸ばす小学校教員をめざすための4年間の学びに不可欠なものですが、以下の履修モデルに示されているように段階的、横断的な連続性を携えた構造となっています。初年次教育としての「専攻必修科目」である「フレッシュマンセミナー」では、自ら学修計画を立て、学修の実践に入っていくことを支援するため、少人数教育を行っています。「フレッシュマンセミナー」に引き続き、「専門選択科目」の「各教科概説」、「ゼミナール」及び「卒業研究」等により、小学校教員としての専門性を探究でき、学生が興味に応じてより深く学ぶことができる科目を設置することで、主体的な学びを保障しています。さらに、多数の「実習科目」では、学生が理論と実践の連動性を認識し、小学校教員としての実践性を身につけることができるようになっています。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
児童教育専攻小学校教育コースでは次のような人物を求めています。
児童の成長や教育に関心があり、教育学などに関わる専門的な知識や技能の習得を目指して努力する人。また、小学校教諭等を目指して意欲的に学習し、卒業後それぞれの分野での活躍を目ざす人。
教育学部発達科学科児童教育専攻(幼児教育・保育コース)における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
児童教育専攻幼児教育・保育コースで「学士(発達科学)」を授与される学生は、学修の成果として以下のような能力を有することが求められます。
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1.教養を踏まえた専門的知識を身につけている。
子どもの最善の利益を不断に追求しうる教養ある幼児教育・保育の専門家となるために、教育・保育に関する基本的知識を論理的・体系的に理解し、さらに、それを基盤にした深い専門的知識を身につけている。その際、幼児教育・保育の専門家に要請される、人間観及び子ども観を深い洞察に基づいて問い続けるような普遍的価値の探求のみならず、教育・保育の国際化、情報化といった現代的課題をも探求しようとすることができる。
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2.幼児教育・保育の専門家としての使命感に基づき、遊びを通した総合的な実践ができる。
文化伝達者として遊びを通した総合的な指導のあり方について不断に探究し、実践することができる。幼児教育・保育対象に関する柔軟な理解に努め、教育・保育環境や諸制度の変化に対応しうる判断力を持つ。また、子どものみならず、保護者、同僚、地域社会等に対する指導や支援をも行うことができる。
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3.自らの専門性を探究するための研究方法を身につけている。
幅広く教育学・保育学及び教育・保育事象について理解する一方で、自らの専門性を探究し、幼児教育・保育の専門家として主体的に発達し続けるための研究方法を身につけている。また、多様な表現手段を通して自らの得意分野を伸長することができたり、統合的な学修経験を積み重ねることによって幼児教育・保育の構想力の涵養に努めたりすることができる。
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4.幼児教育・保育の専門家及び社会人に必要とされる基礎的な能力を身につけている。
論理的及び協働的に思考しながら、自らの新たな課題を見出したり、課題を解決したりすることができる。また、幼児教育・保育の専門家に不可欠である子ども理解のために、子どもとの対話のみならず、同僚との協働性や、保護者及び地域社会との連携を図るためのコミュニケーション能力を身につけている。自らが関与する場でリーダーシップを発揮し、倫理的に実践しようとすることができる。自らのコミュニケーション能力を磨き、多文化理解や異文化理解に努め、適切な表現に基づいた自国語や外国語のリテラシー能力を携えている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
教育課程の編成
児童教育専攻幼児教育・保育コースでは、ディプロマ・ポリシーを踏まえ、学生が複合的学問体験を通して主体的に問題を発見し、それを解決しようとする経験を積ませ、専門性の探究をなす能力を育てることを教育課程の編成の基本精神としています。「外国語必修科目」「外国語・教養選択科目」「専攻必修科目」「専門選択科目」「卒業研究」の各科目群及び幼稚園教諭免許・保育士資格を取得するための「実習科目」によって教育課程が編成されています。
児童教育専攻幼児教育・保育コースの教育課程の構造
ディプロマ・ポリシーとして示される児童教育専攻幼児教育・保育コースの学修成果と、科目群又は諸科目との関係は以下の通りです。
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1.教養を踏まえた専門的知識を身につけている。
「外国語必修科目」「外国語・教養選択科目」等の科目群、「教育基礎論」「保育原理」「社会福祉」「教師論」「保育者論」「子ども家庭福祉」「社会的養護」「教育制度論」「教育課程論」「教育方法・技術論」「発達の科学」等
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2.幼児教育・保育の専門家としての使命感に基づき、遊びを通した総合的な実践ができる。
「子どもの理解と援助」「教育方法・技術論」「保育内容演習」「保育内容指導法」「幼児教育論」「保育実習指導Ⅰ」「保育実習Ⅰ(保育所・施設)」「保育実習指導Ⅱ」「保育実習Ⅱ」「保育実践演習」「教育実習の事前事後指導」「教育実習(幼稚園)」「教職実践演習」「教育制度論」「乳児保育」「乳児保育の実践」「特別支援保育AB」「病児病後児保育」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「生活科概説」「国語概説」「算数概説」等
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3.自らの専門性を探究するための研究方法を身につけている。
「保育学の研究法」「フレッシュマンセミナー」「保育実践演習」「ゼミナール」「卒業研究」「造形」「ソルフェージュ」「歌唱表現」「子どもの運動」「児童文学」等
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4.幼児教育・保育の専門家及び社会人に必要とされる基礎的な能力を身につけている。
「教師論」「保育者論」「保育の心理学」「教育相談の理論と方法」「子ども家庭支援の心理学」「地域子育て支援」「子ども家庭支援論」「英語コミュニケーション」「情報処理」「保育実践演習」「ゼミナール」「卒業研究」等
科目の特色
以上の諸科目は、卒業後に、子ども理解に基づき、子ども一人一人の心と体に向き合いながら、子どもの個性や可能性を伸ばす幼児教育・保育の専門家をめざすための4年間の学びに不可欠なものです。以下の履修モデルに示されているように段階的、横断的な連続性を携えた構造となっています。初年次教育としての「専攻必修科目」である「フレッシュマンセミナー」では、自ら学修計画を立て、学修の実践に入っていくことを支援するために少人数教育を行っています。「フレッシュマンセミナー」に引き続き、「発達の科学」「保育学の研究法」等を経て「ゼミナール」及び「卒業研究」により、幼児教育者・保育者としての専門性を探究できるよう主体的な学びを保障しています。さらに、多数の「実習科目」では、学生が理論と実践の連動性を認識し、幼児教育者・保育者としての実践性を身につけることができるようにしています。「実習科目」での個々の学生への実習指導により、学生の適性に応じたキャリアサポートの要素を持たせつつ、幼児教育者・保育者としての資質向上を目指しています。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
児童教育専攻幼児教育・保育コースでは次のような人物を求めています。
乳幼児の成長や保育・教育に関心があり、教育学などに関わる専門的な知識や技能の習得を目指して努力する人。また、保育士・幼稚園教諭・保育教諭を目指して意欲的に学習し、卒業後それぞれの分野での活躍を目ざす人。
教育学部発達科学科スポーツ健康専攻における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
スポーツ健康専攻の目的は、学校体育や生涯スポーツ、競技スポーツをはじめとした多様な体育・スポーツの実践現場において、人々と体育・スポーツとの正しい関わりと活動成果を生みだし、体育・スポーツの持つ教育的・文化的価値の普及を担う指導者を育成していくことです。科学的知識に基づく適切で質の高い指導や、スポーツ文化の普及に向けた組織的活動の推進に力を発揮する人材を育成していきます。
スポーツ健康専攻で「学士(発達科学)」を授与される学生は、卒業時に以下の知識や技能、その他の力量を身につけることが求められます。
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1.スポーツ指導や支援の基礎となる幅広い教養や専門的知識を身につけている。
体育・スポーツ科学の全体像を理解した上で、各学問領域について体系的に学び、広く専門的知識を身につけている。また、豊かな人間性形成の基礎となり、同時に体育・スポーツ科学を学ぶ基礎ともなる教養を、自らの知的好奇心に基づき多彩な学問領域の中から選択し身につけている。
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2.質の高いスポーツ指導や支援を可能にする実践的技能を身につけている。
専門種目のみならず幅広いスポーツ種目を経験し、多彩な実技の実践力を身につけている。また、学校体育における児童・生徒からトップレベルの競技者まで、多様な対象を想定した実技指導の方法を学び、質の高い指導・支援を可能にする実践力を身につけている。
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3.自らの関心に基づく科学的探求を可能にする研究方法を身につけている。
広範な体育・スポーツ科学の領域の中から、自己の研究的関心や実践的課題意識に基づき、特定の領域を深く掘り下げて科学的に探求していくことを可能にする研究方法を身につけている。実験や社会調査(インタビューやフィールドワークなど)の適切な手法を用いて、自ら設定した研究課題に取り組んでいくことができる。
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4.社会におけるスポーツ文化の普及の実践者としての基礎的能力を身につけている。
文化としてのスポーツは、それに関わる個人の心身に効果をもたらし、人と人との関わりを促進し、地域や社会を活性化させる働きを持っている。こうしたスポーツ文化の普及を担う実践者として、リーダーシップやホスピタリティ、コミュニケーション等の能力を身につけている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
スポーツ健康専攻の教育課程を構成する体育・スポーツ科学に関する専門科目は、主に2年次までに履修する「基礎的な科目」と2年次以降に履修する「発展的な科目」とに大別することができます。この他、地域や民間企業等で活躍するゲストを招いた講義や、逆にインターンシップにより自らが現場へ飛び込んでいく機会など、理論・実技と多様な実践現場とをつなぐ「実践研究科目」があります。
こうした科目配置には、体育・スポーツ科学の基礎を学んだ後に、多様な実践現場の現状やそこでの指導に関する知識を得て、自己の関心に応じた専門的理論や指導法の学びに立ち返るという、理論と実践の往還を生み出すねらいがあります。このプロセスを経た後に、3年次以降の「卒業研究関係科目」において自己の問題意識に基づく研究課題に取り組んでいきます
- 1.スポーツ指導や支援の基礎となる幅広い教養や専門的知識を身につけている。
- 〔基礎的な科目〕
- 「スポーツ科学入門」「体育原理」「運動生理学」「運動学Ⅰ・Ⅱ」「体育・スポーツ経営学」「トレーニング論Ⅰ・Ⅱ」「体育心理学」「衛生・公衆衛生学」など
- 〔発展的な科目〕
- 「スポーツ医学概論」「スポーツリハビリテーション論」「スポーツ指導のバイオメカニクス」「運動と健康(運動処方論)」「スポーツマーケティング」「スポーツ栄養学」など
- 〔教養を身につける科目〕
- 「教養科目全般」「語学関係科目」「情報処理関係科目」
- 2.質の高いスポーツ指導や支援を可能にする実践的技能を身につけている。
- 〔基礎的な科目〕
- 「実技科目全般」「トレーニング実習Ⅰ・Ⅱ」「救急法」「スポーツコーチング総論」「競技スポーツ理論」「レクリエーション理論・実技」「野外運動」など
- 〔発展的な科目〕
- 「スポーツ指導者論Ⅰ・Ⅱ」「障害者スポーツ」「ニュースポーツ」など
- 〔教職関係の科目〕
- 「保健体育科教育法Ⅰ〜Ⅳ」「教育実習」「教育実習の事前事後指導」「教職実践演習」等
- 3.自らの関心に基づく科学的探求を可能にする研究方法を身につけている。
- 〔基礎的な科目(初年度教育)〕
- 「フレッシュマンセミナー」
- 〔発展的な科目〕
- 「健康・スポーツの測定と評価」「スポーツ情報科学(入門/分析)」など
- 〔実践研究科目〕
- 「スポーツ科学実験演習」
- 〔卒業研究関係科目〕
- 「専門演習A・B」「卒業研究」
- 4.社会におけるスポーツ文化の普及の実践者としての基礎的能力を身につけている。
- 〔教養を身につける科目〕
- 「キャリアデザイン関係科目」など
- 〔実践研究科目〕
- 「体育・スポーツ実践事例研究」「スポーツインターンシップⅠ・Ⅱ」
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
スポーツ健康専攻では次のような人物を求めています。
自らのスポーツ経験を土台として、広く体育やスポーツ、あるいは健康や保健に関わる知識や指導技術を身につけ、その多様な実践現場に積極的に関わっていこうとする姿勢を有する人。
教育学部発達科学科英語教育専攻における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
英語教育専攻では、一般教養、英語力、専門としての教育及び英語教育における知識と理解を有し、社会に貢献する意欲と国際人としての資質を備えた人材を育成し、所定の課程を通じて以下の力を身につけたと認められた学生に学位を授与します。
- 1.一般教養や日本語力はもちろんのこと、教育や英語教育に関する専門知識を有し、自ら進んで学び続けることができる。
- 2.英語の実践的な運用能力を備え、英語による情報を理解し発信することができる。
- 3.広い視野をもって課題を発見し、資料収集やリサーチを行うことができる。
- 4.確固たる職業意識を持ち、自立した人間として社会に貢献していくため、他者とのコミュニケーションを通して協働できる。
- 5.グローバル時代における国際人として、自国の文化とともに異文化を理解できる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
英語教育専攻では、上記のディプロマ・ポリシーに定める人材を育成するため、体系的に学修できるようカリキュラムを編成しています。
1に関しては、学生がめざす卒業後の進路に応じて、歴史・社会・人間・自然・第二外国語などの分野から専門選択科目として74単位を履修していきます。各授業においては、まとまった学究的な文献や講義を理解し、適切な言葉でまとめたり発表できる国語力を育むため、レポートやプレゼンテーションなどの機会を多く設けています。
2については、英語の実践的運用能力を高めるため、英語の4技能を総合的に伸ばす1年次の「English Study Skills」や4技能をホリスティックに通年で学ぶ「Communication Skills」などの必修科目に加え、様々な英語関連科目を提供しています。また、1年次で年に2回、2年次から4年次までは年1回TOEFLを受験し、英語力の客観的資料としています。
3については、日本語による「情報処理」のコースだけでなく、英語で行う「Computing Essentials」を提供します。また、1年次の「フレッシュマンセミナー」では、資料の収集法、報告書や論文の書き方、レジュメのまとめ方、発表の方法を学び、各自の興味関心のあるテーマから調査・研究に深めていく手続きを身につけます。この土台は3年次以降のゼミに続くものであり、3年次の「課題研究」で批判的思考を育み、4年次の必修科目「卒業研究」では、大学での学習の集大成として「卒業論文」や「研究ノート」、「研究プロジェクト」を執筆します。
4については、本学の理念である「さらに向こうへ」を目指すため、学業の中で「必死に何かに取り組む」「やり抜く」「失敗や挫折から這い上がる」経験を通して、社会で生きていく力や自信を獲得します。教職希望の人には、小中学校での1日観察実習や教育実習に加え、それらの準備としてのスクールサポート、その他の職業に進む学生には、インターンシップや留学、海外研修、地域ボランティアなど実社会で役立つための活動を推奨しています。これらを通し、企画力、チームワーク、問題解決能力だけでなく、活動を通して出会う人々との交流から異世代間・異文化間のコミュニケーション能力も向上させます。
5に関しては、交換留学制度を利用した留学を奨励するため、海外留学で得た単位を専門選択科目に認定するとともに、随意科目としてインテンシブな語学研修プログラムや短期の海外体験プログラムを提供します。 また、「異文化間コミュニケーション論」「異文化理解」等の科目を留学生にも開放し、自文化や異文化への気づきを促し、文化背景の異なる他者と恊働してプロジェクトを遂行したり、コミュニケーションをとる過程の中で、体験的な気づきや海外留学への動機を強めることを目指します。さらに、「Speech Festival」など、留学生とともに学び活動する場を拡大し、かれらとの交流を通して、異文化理解力を備えた国際人を育成します。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
英語教育専攻では次のような人物を求めています。
新しい知識や考え方を学習することへの意欲と、教育、社会、文化、語学への高い関心を兼ね備え、小・中・高等学校等で英語教諭を目指す人をはじめ、英語力や国際性、社会人としての資質を高めるための努力をして社会に貢献できる人。
教育学部発達科学科心理学専攻における3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針について)
心理学専攻では、心理学の専門性を活かしながら社会の幅広い分野で活躍できる人材を育成し、所定の課程を通じて以下の知識・能力・態度を身につけたと認められる学生に学位「学士(発達科学)」を授与します。
- 1.幅広い教養と心理学や教育に関する専門知識
- 2.科学的研究や実践にふさわしい態度や批判的思考力、倫理観に裏付けられた基本的な専門技能
- 3.社会的事象について、主体的に課題を発見し、研究を計画遂行完成させる発想力、運営力、論理的な文章作成力と発表ができる能力
- 4.科学的に物事を捉え、倫理的な判断に基づき自らを律し、主体的に課題に取り組む態度
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針について)
心理学専攻では、ディプロマ・ポリシーに定める知識・能力・態度を体系的に学修できるようにカリキュラムを編成しています。同時に、公益社団法人日本心理学会の認定心理士認定基準及び国家資格である公認心理師の学部教育の方針に沿った構成となっています。さらに、心身の発達に関する知識を深めると同時に現代社会に関する教養を活かし、中学校教諭一種(社会)と高等学校教諭一種(公民)の教職課程を履修することも可能であり、心理学の専門性を活かしながら社会の幅広い分野で活躍できる人材を育成する教育を実施しています。
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1.学士にふさわしい教養と専門知識を獲得する基礎を築く初年次の教育において、幅広い教養科目と語学、大学教育への導入科目である「フレッシュマンセミナー」や将来と自身の結びつきを深める「キャリア心理学」、心理学の基本的な知識を学ぶ「心理学概論」や「心理学研究法」を用意している。心理学や教育に関する専門知識は2年次以降、段階的に専門性が高まるように科目を配置している。心理学の領域をバランスよく学修すると同時に、学生自身の興味に応じて多彩な知識を獲得できる構成となっている。
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2.科学的研究にふさわしい態度や批判的思考力、倫理観に裏付けられた技能(ICT、実験、調査、観察、面接等の実践)を学修するために、1年次は「情報処理」、「教育情報処理」、「フレッシュマンセミナー」等を通して情報の吟味、データの処理の実践について学ぶ。2年次には心理学の基礎的な研究技能を修得する「心理学実験」を履修する。より専門的な技能は2年次の「心理統計法」や3年次の「心理学特別研究」、「心理演習I(心理面接)」、「心理演習II(心理検査)」で履修できる。
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3.科学的な研究・実践を行うのに必要な基本・専門技術を習得ののち、主体的に問題意識を持ってデータを収集・分析し、結果を社会に発信できる能力の養成を目指し、小グループのゼミ形式で指導を受ける3年次の「ゼミナール」に続き、4年次の「卒業研究」では学生自身が選んだテーマについて指導教員の下で主体的に研究を行い、卒業論文を作成し、口頭での発表と抄録の提出が求められる。
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4.社会人として自らを律し、主体的に学ぶ態度といった汎用的な能力を獲得するために、1年次の「フレッシュマンセミナー」を通じて立てた大まかな4年間の学習予定と「キャリア心理学」で深めた将来像を目標に、学問に真摯に取り組む姿勢が期待される。3年次の「ゼミナール」に続き、4年次の「卒業研究」では学生自身が選んだテーマについて指導教員の下で主体的に研究を行い、卒業論文を作成し、口頭での発表と抄録の提出が求められる。また、教職課程を主体的に履修する学生は、教育実習やスクールサポートの体験を通して、社会との接点を持ちながら実践的に知見を修得することが期待される。
履修モデルの説明
ディプロマ・ポリシー で定めた心理学に必要な知識・技能・態度を体系的に修得するため、カリキュラム・ポリシーに則して各科目を段階的・横断的に配置している。さらに、教育に関する基礎理論から実践を積む実習まで、段階的に教職に必要な知識と技能を獲得できるよう科目を配置することで教職を志す学生にも対応している(履修モデル参照)。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
心理学健康専攻では次のような人物を求めています。
人の心や発達に関する興味と心理学の知識や技能を習得しようとする熱意を持ち、与えられた課題を最後までやり遂げる意志と社会的事象について探求する意欲を備えた人。その上で、教育・福祉・医療・企業等、社会の各分野で活躍することを強く望む人。