
後藤 学 教授
「あなたの先生はどんな人でしたか?」
と問われたときに、どの先生を思い浮かべるでしょうか。
大好きだった先生、勉強を教えてくれた先生、とても叱られた先生、悩んだときに相談にのってくれた先生、落ち込んでいるときに励ましてくれた先生、一人の先生だったかもしれませんし、場面によって違った先生だったかもしれません。
小学校教員は、子ども一人ひとりの可能性を引き出し、未来を切り拓く力を育むことが大きな役目です。また、皆さんがこれまで出会ってきた先生方のように、子どもを支えたり励ましたり心のよりどころとなることも大切です。そのために、小学校教育コースでは、教育の専門家として求められる資質・能力を明確にし、それに基づいた体系的な教育課程を編成しています。さらに、教育に関する理論を体系的に学ぶとともに、人間観や子ども観を問い続け、教育の国際化や情報化といった現代的課題にも主体的に向き合う力、教育実習や教科教育法を通して子どもの発達に応じた授業を構想・実践する力、学校や地域社会と連携しながら教育活動を推進する力を養っていきます。
教員になる学生は、大学卒業と同時に先生になります。しかし、4月1日からすぐに一人前の先生になるということはできません。これまでは勉強を習う側の生徒、学生だったかもしれませんが、大学生活4年間の中で「教わる立場から教える立場」に大きく意識を変えていく、自分自身で成長していく自己教育力も必要です。
本コースでは、自らの専門性を探究し続ける研究的態度の育成を重視しています。少人数による演習や卒業研究を通して、教育課題を自ら設定し、考察する力を身につけます。また、コミュニケーション能力や論理的思考力など、社会人として求められる基礎的能力の育成にも力を入れています。 多様な人々と協働しながら課題を解決する経験は、教員としての成長を支える重要な基盤となります。
「教えられる人から教える人になる」
本コースでの学びを通して、子どもに寄り添い、その成長を支えるとともに、社会の変化に主体的に対応できる教員へと成長することを期待しています。皆さんとともに学べることを心より楽しみにしています。
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