教員氏名 | 鄭 曉琳(テイ シャオリン) |
職名 | 講師 |
最終学歴・学位 | 広島大学大学院教育研究科・修士(心理学) |
専門分野 | 幼児心理学 |
学協会活動 | 日本発達心理学会、日本心理学会、日本乳幼児教育学会 |
【主な著書・論文等】 |
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【論文】 鄭暁琳・中津愛子・佐藤嘉倫 (2019). 保育者を目指す学生の実習前自己評価の発達的変化及びそ の変化に影響を及ぼす要因の検討 山口短期大学研究紀要, 39, 7-14. 鄭暁琳・佐藤嘉倫・中津愛子 (2018). 保育者を目指す学生の実習前自己評価に影響を及ぼす要因 の検討―保育者効力感、実習不安と職業認知に着目して― 山口短期大学研究紀要, 38, 1-8. 鄭暁琳・杉村伸一郎 (2017). 再構成課題における日本と中国の幼児の空間参照枠の使用―実験者 位置の影響― 広島大学幼年教育研究年報, 39, 5-11. 鄭曉琳 (2016). 再構成課題における幼児の空間参照枠の使用―呈示物の遮蔽と移動方法の影響― 広島大学大学院教育研究科紀要, 65, 157-165. 清水寿代・鄭暁琳・浦上萌・上山瑠津子・三宅英典・永野美咲・藤岡真紀・清水健司・杉村伸一郎 (2015). 幼児の感情理解と社会性の関連 広島大学幼年教育研究年報, 37, 75-83. 鄭暁琳・杉村伸一郎 (2014). 幼児の空間言語の習得に関する発達的研究-遠近、前後、左右の理 解- 広島大学幼年教育研究年報, 36, 43-51. 清水寿代・鄭暁琳・浦上萌・清水健司・杉村伸一郎(2014). 大学生を対象とした親性準備性尺度の 作成-自尊心、自己嫌悪感、本来感との関連- 広島大学幼年教育研究年報, 36, 5-12. |
【問題関心】 |
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子どもの空間認知の発達 私は、これまで子どもの空間認知に関する研究をしており、子どもが呈示対象の空間的位置を記憶する時、どの空間参照枠を使用するか(自己の身体を基準とするか、環境を基準にするか)は、どの要因に影響されているかについて系統的に検討してきました。具体的には、空間言語の理解、実験者位置の影響、移動方法の影響および移動距離の影響について検討しました。 |
【現在の研究テーマ】 |
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現在の研究テーマ ①幼児の空間参照枠の使用における布置の大きさの影響 空間的参照枠とは、空間的な認知や行動において基準となる枠組みのことです。空間的参照枠の使用に影響を及ぼす要因として、対象の布置の大きさを取り上げて、布置の大きさによって、環境参照枠の使用率がどの程度変化するかを研究しています。 ②社会情動的スキルの発達における絵本の読み聞かせの効果 社会情動的スキルは、目標を達成するための忍耐力や自己制御、他者と協働するための協調性や共感性、状況に合わせて情動を制御する力などのスキルです。日常保育の中で、社会情動的スキルにかかわる活動がたくさんあり、その中の一つは絵本の読み聞かせです。現在、社会情動的スキルの発達における絵本の読み聞かせの効果について研究をしています。 |
【学生へのメッセージ】 |
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白鴎大学に通う4年間でぜひ保育者あるいは教員になる夢を実現してください。我々教員は皆さんの資格の取得を応援します。これから、皆で一緒に学ぶことで、皆さんの子どもに関する理解が深まり,子どもの発達についての関心が高まればと願っています。 |
【担当主要科目】 |
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子どもの理解と援助、保育学の研究法、発達の科学、発達心理学、教育心理学、教職実践演習(幼・小)、卒業研究、ゼミナール、フレッシュマンセミナー、幼児の理解と援助 |