白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2017経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

―ライフスタイル―

森 誠司

私が一番衝撃を受けたのは、生活のスタイルの違いです。カナダへ行く前から覚悟はしていましたが、想像を超えていました。まず食生活についてですが、ほとんどの人が朝はシリアルだけを食べます。私もシリアルは好きでしたが、日本で食べたいとはもう思えません。日本人はお昼ご飯をたくさん食べますが、カナダの人はサンドイッチなどパン類を主に食べており、私はすぐにお腹がすいてしまいました。そのような時には間食を食べて過ごしていました。夕食では私のホストは米を食べることはなく、ほとんどがパンとパスタといった食事でした。私のイメージではたくさんの食事を食べるのかと思っていましたが、全く異なり私には少ない量で驚きました。野菜も全然食べなかったので、とても野菜が恋しかったです。

私のホストファミリーは子供が二人います。日本に比べて食事中のマナーがないと感じました。男の子のほうは、お菓子をたくさん食べているからか、少ししか食べずに食事をやめてしまいます。しかも食べないのに野菜をぐちゃぐちゃに潰して遊んでいました。このようなところからも、カナダ人の性格がうかがえました。

日本人と違いの中で良かった点は、家族との時間を大切にする人が多いと感じました。日本の家族はだいたいショッピングに行ったり、ゲームセンター、アミューズメントパークに行くことが多いと思います。それも良いですが、カナダの人はハイキングに行ったり、クライミングに行ったりと自然を楽しみ、会話も多くできるアウトドアに行くのがほとんどであり、とてもいいことだと思いました。ホストファリーはよく夜ご飯の後に散歩へと出かけたりもしており、会話の時間を多く取っていて見習うべき点かと思いました。

これらの事や、他の多くの事はすぐになれることができましたが、カナダの食べ物の物価には一番苦労しました。日本ではコンビニでジュースを買うと150円ですが、カナダでは250円くらいしてとても高いです。その理由からも、多くの人々が水筒を持っていました。友達に聞いても多くの家でコーヒーメーカーが置いてあり、家から持っていく人が多いそうです。一番最初にホストに電気や水を大切にすることと言われましたが、エコな精神が強いのかなと思います。ビクトリアは島なので、物を船で運んだりもするので物価が高いのかと思います。お店の閉まる時間も日本に比べてとても早く、ショッピングセンターでも日曜には6時に閉まっていたり驚きました。私は居酒屋でバイトをしているので、3時や5時までバイトをしているのでより早く感じました。しかし、このくらいの時間が生活習慣もよくいいのではないかと思いました。

今回の留学を通して私が最もためになったと思うことは、考え方の柔軟性です。日本での当たり前とカナダでは異なります。日本人同士でも異なるので、物事を考えるときに広い視野で考えられるようになったと思います。様々な国の人としゃべり文化の違いを受け入れたり楽しむことができたので、留学をしてとてもよかったと感じています。また機会をつくることができれば、是非海外に行きたいです。