2024年度センター長あいさつ

白鷗大学情報処理教育研究センターは、途中改名はありましたが、本学のデジタル教育及び研究を支える中心的な組織として4年制大学開学当初から存続してきました。本センターは、開設の初期の段階ではコンピュータによる情報処理作業、学生の情報処理教育などが主な役目でしたが、その後の本学の発展、情報処理技術やコンピュータネットワークシステムの発展に伴い、その役割は拡張し続けました。今日の本センターの役割は、情報処理の教育と基礎研究はもとより、データサイエンス、生成人工知能 (生成AI) の柔軟な活用など、先端ＩＴ技術の教育・研究を含むに至っております。今後も、本センターがこれらの分野の有意義な教育・研究に寄与し続けるよう、本学の皆さまと共に歩んでいきたいと思います。

本センターの本年度の活動は、従来からのサービス提供の継続に加えて、「生成AIの活用指針」の提示と「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度（MDASH）への申請」のバックアップなどを予定としております。数理科学・データサイエンス・AI教育の全学的な強化は、有能な卒業生を社会に送り続け、本学の更なる発展のための重要な軸の強化なると考えています。皆様のご理解とご協力を賜りながら、本センターの発展に貢献していく所存です。

白鴎大学情報処理教育研究センター
舩田 眞里子