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白鴎大学ビジネス開発研究所は創設以来ビジネス開発に関する全般的な研究を行うとともに、中小・中堅企業および地場産業や都市経営研究や海外との研究や研修等の交流を行い、白鴎大学の教育能力の向上並びに地域産業や社会の振興と活性化、国際交流の促進に努めてきました。
経営者等による講演シリーズである「経営セミナー」を毎年2~3回開催し、本学教員による研究報告会である「研究フォーラム」も1995年以降毎年数回行っております。経営学部のカリキュラムとして「現代企業行動論」を開設しています。これは栃木県経済同友会の協力を得て栃木県内の経営者を毎年複数ゲストスピーカーとしてお招きし、"生きた経営学"を学ぶ講座として直接企業経営者や起業家、NPO経営に携わる方から講義をいただいているものです。
国際交流活動としては、白鴎大学の提携校である台湾の南台科技大学の社会人大学院生20~30名を日本に迎えて日本企業の視察等を含めた日本の経営を学ぶ1週間程度の研修を行っています。このほか「日本の経営を現場にみる研究会」として、年2回留学生を含む学生50名程度の工場見学会なども開催しています。
当研究所の各種事業の内容は、研究所メンバー等による研究論文、報告とともに、毎年「白鴎ビジネスレビュー」(年2回刊行)に掲載し、広く大学内外に配布しています。
この他、自治体から地域経済等に関する調査を受託したり、自治体や経済団体の委員会等に研究所所長や研究所メンバーが委員として参加したりすることで地域と連携した調査・研究活動も盛んに行っています。
日本社会は少子高齢化の波に覆われ、地方創生やICTやAI、IoTといった技術進歩の加速やSDGs(Sustainable Development Goals)への取り組みなど多くの解決すべき課題が顕在化してくる中で経営学的にも新たな対応策を示してゆく局面が増えてきています。ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授が世界的ベストセラーとなった著書「LIFE SHIFT」にて人生100年時代を問うたように、私たちは社会の激変にどう立ち向かうかが試されているともいえます。
白鴎大学ビジネス開発研究所は日本の経済成長と社会の持続的な発展の一助となるべく先進的な研究活動を行うとともに北関東の地域に立地する大学として地方創生の観点から社会に貢献する活動にも力を入れていきたいと考えております。企業様、自治体様との共同研究・委託研究や連携のお申し出、講演やワークショップ運営等の依頼についても是非ともお待ちをしております。
小笠原 伸
■白鴎大学ビジネス開発研究所 Facebookページ
https://www.facebook.com/hakuohbusinesslab/
「現代企業行動論」授業風景(NPO法人コムラボ山田代表理事)
南台科技大学大学院生の研修受け入れ(白鷗大学マルベリーホール前)