白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

教育学部

白鴎大学教育学部 教育方針

白鴎大学教育学部には児童教育・スポーツ健康・英語教育・心理学の4つの専攻があり、それぞれが独自のポリシーを有しています。以下では専攻ごとにそれらを紹介いたします。

アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)

児童教育専攻

児童教育専攻では以下の各項に述べるような目的意識を持った、意欲的な人材を求めています。

  1. 高等学校において幅広く基礎的な学力を身につけ、さらにすすんで自ら意欲的に学ぶ人。
  2. 乳幼児・園児・児童の成長や教育に関心があり、心理学・教育学などに関わる専門的な知識や技能の習得を目指して努力する人。
  3. 部活動やボランティア活動などの体験があり、入学後さらに積極的に参加・活動する意欲のある人。
  4. 保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指して意欲的に学習し、卒業後それぞれの分野での活躍を目指す人。
  5. 大学院への進学、留学して教育や他の専門分野についてさらに研究を目指す人。
  6. 公務員、民間企業職員として教職に関する知識・技能を活かして活躍することを目指す人。

スポーツ健康専攻

今日の社会では、スポーツや運動のもつ役割は複雑、多岐にわたっています。このため、自分自身がスポーツの実践者としてスポーツに関わる(やるスポーツ)、観戦者として楽しむ(みるスポーツ)だけでなく、スポーツ・運動に従事する場面を運営・サポートする(ささえるスポーツ)という運動やスポーツに関わる各側面に対して積極的に取り組む姿勢が求められています。このような関わりに対して、学生は学問的知識だけでなく、実践力を有する人材としてスポーツ健康専攻へ入学したのち、本人自らが体育・スポーツ科学分野に含まれる実技を実践する能力を養うと共に、ルールをはじめとした基本知識の拡充や指導技術の上達を目指し、コーチング能力をも高めていってもらいたいと考えています。
白鴎大学教育学部はスポーツ健康専攻をはじめとして、児童教育専攻、英語教育専攻、心理学専攻という他領域、他分野にまたがる学生が集まっているという特長をもっています。これを生かし、様々な交流を深めるとともに、体育・スポーツ科学分野だけにとどまらない幅広い知識や感性を磨こうとする意欲のある人材を求めています。体育・スポーツという人と人の関わりあいが必要とされる領域にとって、白鴎大学の“Plus Ultra(さらにむこうへ)”という建学の精神にのっとり、新しい学問的知識や人間関係に対して積極的に関わっていこうとする姿勢を有する人材を求めています。

英語教育専攻

英語教育専攻では、将来教員として、中学校、高等学校の英語教員、さらに英語教員の免許以外に、小学校教員の免許も取得して小学校教員になることを目指す人、教職をとった上で他の教育機関で働きたい人、英語の能力を生かして一般企業で働きたい人、その他公務員を目指す人、あるいは卒業後国内や海外の大学院で勉強したいと考える人のために門戸を開いています。英語という語学力のみならず、一般教養、知的分析能力、問題解決能力を伸ばしたい方を歓迎します。

心理学専攻

本専攻では、心理学の専門性を活かしながら社会の幅広い分野で活躍できる多様な人材を養成したいと考え、次のような学生に入学してほしいと思っています。
人間に積極的な関心を持っている人、自己に対して客観性を持つとともに他者を受容し共感できる人、常識を疑ってみることができる人、自ら疑問を持ちそれを解明しようとする人、知的好奇心を持っている人、論理的思考ができる人、ものごとに真摯に取り組む姿勢を持っている人、そして何より、科学的な心理学の探究をしたいという意欲を持つ人。また、最新の心理学を学ぶのに必要となる英語や、実証のために必要な数学的な考え方を毛嫌いしない人。 こうした人材を受け入れるのにふさわしい、多様な入試方法が用意されています。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

児童教育専攻

幅広く多くの「教養科目」を設置し、教師として多様な教養・能力の育成を図るとともに、英語を中心とした「外国語科目」を必修として国際化に対応できる語学力とコミュニケーション能力の育成を図っています。さらに、情報化社会で信頼される役割を果たすことができるよう「情報処理科目」を充実させています。これらの基礎的な科目は、教員を目指すものばかりでなく、公務員や民間企業においても期待されるものでしょう。また、学生の実践的な指導力の育成のため、近隣の教育委員会(小山市・下野市・古河市)と連携しスクールサポートを実施しています。これは小学校での実習とともに児童の理解を深め学校の体験的把握ができる機会となっています。さらに教職実践演習でも、各教育委員会と連携し学校体験を重視し、実践的な指導力の育成に努めています。また、本学系列の幼稚園をはじめ、多くの幼稚園・保育所とも連携し幼稚園実習・保育実習の充実に努めています。教員採用試験等の対策講座の充実を図っています。

スポーツ健康専攻

スポーツ健康専攻では、本学の理念・目的を実現するために、一年次から四年次までの教育カリキュラムにおいて、スポーツや健康づくりに関する人文科学系、自然科学系の知識を講義科目から獲得していき、演習科目を通してより学問的知識と実践力との統合を目指します。一年次にはスポーツ健康専攻での学びの全体像に触れるために、「スポーツ科学入門」などの基礎科目から入り、健康に関する基礎理論や実技などを中心に学びます。二年次には、運動やスポーツに関する理論に基づいた実践的な経験が必要という考えから、スポーツビジネスやスポーツ産業、プロスポーツ、スポーツ行政などの現場に実際に関わっている方々の話を聞くことができる「スポーツ実践事例研究」や、行政のスポーツ担当部署や民間のスポーツクラブ、あるいはプロスポーツの現場での「スポーツインターンシップ」などの実践研究科目を設置しています。三年次以降は「専門演習」や「卒業研究」において専門的な理論をさらに深めていきます。これらの科目の中には、教員養成に関わる科目、健康運動指導士資格取得に関わる科目、レクリエーション・インストラクター資格取得に関わる科目を含んでいます。
さらに、多様なスポーツ活動を経験する中で、人間における運動の発生に関する深い洞察力を養い、指導者としての実践力を養成すると共に、スポーツや体育に関する文化、社会ならびに自然科学的な知見を獲得させ、スポーツ文化の一翼を担う人材を育成することを目指しています。

英語教育専攻

本専攻では英語と教育の分野で優れた能力を有する学生を育成するために次のようなカリキュラムを準備しています。
1年次の「スタディスキルズ」で、まず英語の4技能の基礎作りを行い、英語コミュニケーションの能力を伸ばすための科目として「コミュニケーションスキルズ」、「スピーキング&リスニング」、「ライティング」および「リーディング&ボキャブラリー」が用意されており、少人数クラスで多くのネイティブ・スピーカーの教師から親身な指導を受けることができます。
そのほかに「英文法」「英語学」「英米文学」「異文化間コミュニケーション」などを学びます。また小学校に英語教育が導入されたことに伴い、小学校教諭を目指す人のためには英語教員の資格以外に、小学校教員の免許状を取得できる道も開かれています。
ビジネスの現場で働くことを希望する学生のためには「TOEIC」および「TOEFL」のコースのほかに、キャリア科目、他学部履修として「ビジネス英語」などを履修することもできます。
さらに3年次からは「課題研究」、4年次では「卒業研究」があり、ゼミ形式で、指導教諭を囲んでより専門的な分野の研究に触れ、卒業論文や研究ノートの作成を行います。

心理学専攻

心理学専攻のカリキュラムは、公益社団法人日本心理学会の認定心理士認定基準に準拠し、基本的に次のように構成されています。
まず大学生としてスタートを切るための科目から、広い教養を身につけるための科目および心理学入門としての科目、次に心理学を学び研究する上での基本的な知識に関する科目および実験・調査・心理学検査などの基本的な技法についての実習科目、そして心理学のさまざまな分野についての科目、さらに心理学を広く社会の中で生かすための実践的な科目へと進んで行きます。
1年次は、大学教育への導入科目である「フレッシュマンセミナー」と、語学や一般教養を学ぶ科目および心理学基礎科目が中心に配置されています。2年次には心理学実験や調査の実習科目を通して、心理学の研究の基礎を身につけます。また、2年次以降、より専門性の高い心理学科目が段階的に設置され、心理学のさまざまな領域をバランスよく学ぶことができます。3年次の「心理学特別研究」では、学生が関心をもった領域について、小グループのゼミ形式で教員による指導を受けます。4年次の「卒業研究」では、学生自身が選んだテーマについて、指導教員の下で主体的に研究を行い、卒業論文を作成します。また本専攻は少人数教育を重視しており、クラス単位そしてゼミ単位で、入学から卒業まで連続性のある“顔の見える”指導を受けることができます。

ディプロマ・ポリシー(学位授与に関する方針)

児童教育専攻

学生一人ひとりの豊かな個性を活かしさらに伸長させ魅力ある個性を育成いたします。国際化する社会において、幅広い視野を養い語学力に基づくコミュニケーション能力によって学校の国際化にも対応できる資質を育成いたします。保育と教育について専門的な知識と実践的な指導力を身につけ、リーダーシップを発揮できる保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を養成することを目指しています。卒業後、教育学や関連した学問分野の研究をするための他大学大学院への進学や幅広い知識とコミュニケーション能力をもつ公務員および民間企業職員として活躍できる人材の育成に努めています。そのため教員採用試験・大学院入学試験・公務員採用試験・民間企業採用試験に合格できるよう学生の知識・学力・技能の充実と向上に努めています。

スポーツ健康専攻

教育学部所定の期間在学し、スポーツ健康専攻の教育目標に沿って設定した授業科目を履修して、基準となる単位数を修得することが学位授与の要件です。修得すべき授業科目の中には、講義科目や実技科目のほかに、専門演習や「卒業研究」等の科目が含まれています。学位授与の要件を満たすことによって、以下のような知識や能力を身につけることができると考えています。

  1. スポーツや健康、健康作りに関する正しく、確かな専門的知識を身につけ、スポーツの現場において、専門的な見地から適切な指導ができること。
  2. スポーツと健康作りに関する専門家として、さまざまなスポーツ現場において、あらゆる世代に対応した適切な助言や指導、情報提供ができること。
  3. 教育(中等教育)の現場において、保健体育およびスポーツ活動の全般に関して、優れた実践的指導能力が身についていること。

英語教育専攻

4年間以上在学し、英語教育専攻の教育目標に沿って設定された授業科目を履修して、卒業に必要な単位数を修得することが学位授与の要件となります。
英語教育専攻では次のような人材を育成します。

  1. 国際社会の一員としての広い視野と教養を持ち、実践的な英語コミュニケーション能力を有する人材。
  2. 資格検定試験(TOEFL、TOEIC、英検など)で自らの英語力を示すことができる人材。
  3. 英語コミュニケーション能力育成の指導力を身につけた小中高の教員免許取得者。
  4. 一般企業などで必要とされる素養および英語力を持った、総合的な能力を有する人材。
  5. 専門性と高度な英語力を習得した上で、さらに大学院への進学や海外留学を目指す人材。

心理学専攻

本専攻の目的は、心理学の基本的な知識と研究方法を学修すると同時に、科学的研究にふさわしい態度や思考能力、倫理観を養うことのできる教育を行うことです。さらに、より専門的な心理学研究や実践につながりうる基礎を身につけ、自己に対する洞察と他者に対する共感ができる人間として、広範な職業領域および地域社会において、心理学の専門性を生かした貢献のできる人材を育成することを目指しています。