教員氏名 | 上野 耕史(ウエノ コウシ) |
職名 | 教授 |
最終学歴・学位 | 宇都宮大学大学院教育学研究科・教育学修士 |
専門分野 | 科学教育・教育工学,教育学,情報教育,技術教育 |
学協会活動 | 日本科学教育学会,日本教科内容学会,日本産業技術教育学会 |
【主な著書・論文等】 |
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〔論文〕 ・医療・介護技術のシステムを題材に技術ガバナンスレビューを通して技術イノベーション力を育成する中学校技術科の授業モデルの開発と実践,共著,2021年6月,日本産業技術教育学会誌第63巻第2号,pp.239-248 ・技術科における「技術ガバナンスレビュー学習」の授業開発と実践評価-エネルギー変換の技術における授業開発と実践評価-,共著,2020年3月,日本科学教育学会誌「科学教育研究」44巻1号,pp.3-13 ・LED照明機器の製作を通して工夫・創造力を育成するエネルギー変換学習の題材開発と試行的実践,共著,2016年3月,日本産業技術教育学会誌第58巻第1号,pp.21-29 ・児童・生徒に対する「科学」と「技術」の認識調査,共著,2015年6月,日本科学教育学会誌「科学教育研究」39巻2号,pp.124-133 ・科学技術的意思決定能力の育成をめざす教科横断的アプローチに関する研究-COMPASS教材の分析を通して-,共著,2015年6月,日本科学教育学会誌「科学教育研究」39巻2号,pp.77-85 〔書籍〕 ・学びを広げる教科の架け橋―教科架橋型教科教育実践学の構築―,共著,2021年2月,一般財団法人九州大学出版会 ・小・中・高等学校でのプログラミング教育実践 : 問題解決を目的とした論理的思考力の育成,共著,2019年9月,一般財団法人九州大学出版会 |
【問題関心】 |
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・OECDは,個人と社会のwell-beingを実現していくためには,子供たち一人ひとりがエージェンシーを発揮しながら,①新たな価値を創造する力,②対立やジレンマを克服する力,③責任ある行動をとる力,という3つの「変革をもたらすコンピテンシー」を身に付けていくことの重要性を指摘しています。では、このような力を育むためにはどのような教育が必要なのでしょうか。また、そのような教育を推進する教員にはどのような指導力が求められるのでしょうか。 このような疑問をスタートに、特に「新たな価値を創造する力」を中心に、これまで情報や材料、エネルギー等を活用して新たな価値を生み出す力を育むことを目指して研究・実践がすすめられてきた「情報教育」や「ものづくり教育」の成果を生かしながら、今後の教育のあり方、教員に求められる指導力について研究していきたいと考えています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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・総合的な学習の時間等における創造力を育成するための情報教育やものづくり教育、ICTを活用した授業改善とともに、へき地教育についても研究を進めています。 |
【学生へのメッセージ】 |
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・皆さんが受けた教育と、今後の社会を生きる子供たちが必要とする教育は異なるかもしれません。さらに、同じ働きかけをしても一人一人の子供の反応は違うものです。そのために教師は指導に関する基礎的な考え方を身に付けるだけでなく、常に情報を集め適切な指導について自ら考え、実践することが求められます。このような創造的な指導力を身に付けることができるよう、一緒に学んでいきましょう。 |
【担当主要科目】 |
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ゼミナール、 ICT活用の理論と方法P/専門特講(ICT活用の理論と方法)、ICT活用の理論と方法S、総合的な学習の時間の理論と方法P |