教員氏名 | 小川 博士(オガワ ヒロシ) |
職名 | 准教授 |
最終学歴・学位 | 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科・博士(学校教育学) |
専門分野 | 理科教育学・STEM/STEAM教育 |
学協会活動 | 日本理科教育学会、日本科学教育学会、教育目標・評価学会、日本初等理科教育研究会、日本環境教育学会、日本教科教育学会 |
【主な著書・論文等】 |
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【論文】 ・共著(筆頭)(2021):教師、研究者、技術者によるWebベースの小学校STEM授業デザイン検討会の試行的評価、こども教育研究. ・共著(2020):Webベースの小学校STEM授業デザイン検討会における教師と研究者,技術者との関わりに関する特徴 : 発話データを用いたネットワーク分析を通して、科学教育研究. ・共著(筆頭)(2019):実社会・実生活との関連を志向する真正の学習論に着目した中学校理科の単元開発とその実践:―生徒の科学や理科学習に対する態度に与える効果― 、理科教育学研究. ・共著(筆頭)(2013):オーセンティック・ラーニングに依拠した理科授業が燃焼概念形成に与える影響に関する事例的研究 : 「概念についての面接法」の分析を通して、理科教育学研究. ・共著(筆頭)(2012):オーセンティック・ラーニングに依拠した理科授業が科学的知識の理解に与える効果 : 小学校第6学年理科「ものの燃え方」を事例として、理科教育学研究. 詳しくは、researchmapをご覧ください https://researchmap.jp/ohiroshi/ |
【問題関心】 |
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日本の理科学習や科学に対する態度については、学年進行につれて低下することが指摘されている。 そのため、「理科学習や科学に対する態度をいかに改善すればよいのか」を研究課題として取り組んでいる。 また、Society5.0時代の到来に向けて、世界的には「STEM教育=Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematic(数学)を統合的に学ぶ教育」が注目されている(近年は、Arts(美術、リベラルアーツ)を含めてSTEAM教育と呼ばれることが多い)。今後、我が国において STEM/STEAM教育への取組みが加速することが予想されるため、STEM/STEAM教育を担う教師をどう養成すればよいかに関心をもって、研究に着手している。 |
【現在の研究テーマ】 |
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基本的には以下の内容について研究している。 ①理科教育学(教授・学習論、評価論)及びその周辺領域(生活科、ESDなど) ②STEM/STEAM教育の実践開発及び教師教育 最近は、21世紀型の教育として注目されている②のSTEM/STEAM教育に関する研究にコミットしている。 とりわけ、我が国においてSTEM/STEAM教育に携わる教師をいかに養成すればよいかを研究課題として他大学の先生や現職教員と共同で研究を行っている。 |
【学生へのメッセージ】 |
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小学校教諭の実務経験を活かし、理論と実践の往還を意識した指導を展開したい。 学生には、昨今の教育課題に対応できる知識の獲得や問題を解決する力の育成を目指すことはもちろんのこと、様々な経験や仲間、教員との関わりを通して、人間性を磨いてほしい。 魅力的な教師となるために、一緒に勉強しましょう。 |
【担当主要科目】 |
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ゼミナール、保育内容演習(環境)、教育実習の事前指導P(小学校)、理科教育法、理科概説Ⅰ、環境科学A・B、教職実践演習(幼・小)、卒業研究、幼児と環境、教育実習の事前事後指導P |