教員氏名 | 後藤 学(ゴトウ マナブ) |
職名 | 准教授 |
最終学歴・学位 | 東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期3年の課程単位取得退学(修士・学術) |
専門分野 | 算数・数学教育学,教授・学習科学,教育工学 |
学協会活動 | 数学教育学会,日本数学教育学会,日本教授学習心理学会,日本教育心理学会,東北数学教育学会,日本STEM教育学会 |
【主な著書・論文等】 |
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【論文】 1) STEAM教育における数学教育と教員養成,大阪大谷大学STEAM Lab 紀要第3号,2023. 2) 後藤学,助詞「は・の」に着目した割合文章題における基準量・比較量の検討,白鴎大学教育学部論集,16(2),133-142,2022. 3) 算数教育とテクノロジーに関する研究動向-コンピュータは算数教育に貢献したか-,数学教育学会誌,Vol.60,No3.4,49-59,2020. 4) 海外の数学文化を取り入れた教材開発-Optical toyを事例として-,数学教育学会誌,Vol.58 No1.2,61-70,2017. 5) 逆思考文章題の解決における思考過程の様相,東北数学教育学会年報第48号,55-64,2017. 6) 新しい教材を開発する視点 -箱根・寄木細工の教材化を事例として-,数学教育学会誌,Vol.57 No3.4,159-168,2017. 7) 幼児期における数学教育の歴史と現在への示唆-1960年・70年代を中心として-,数学教育学会誌,Vol.56No3.4,71-82,2016. 8) 三角形の高さ概念を理解するためのデジタル・コンテンツの有効性について,相模女子大学紀要(人文系)VOL.76A,23-33,2013. 9) 分数の乗除における代数的思考の導入,日本数学教育学会第42回数学教育論文発表会論文集,223-228,2009. 【海外発表】 1)REFORM OF THE KINDERGARTEN TEACHERS AND CHILD CARE WORKERS IN DAY-CARECENTER TRAINING CURRICULUM IN JAPAN,2016年,数学教育世界会議ICME14(International Congress on Mathematical Education),ハンブルグ(ドイツ) 2)CURRENT STATUS AND ISSUES OF DIGITAL TEACHING MATERIALS IN JAPAN,2019年8月,Third International Conference on Mathematics Textbook Research and Development(ICMT 3) パーダーボーン(ドイツ) 【国内発表】 1) STEAM教育を構成できる教員養成プログラムの検討,数学教育学会2023年度春季年会予稿集,2023. 2) 初等教育における数学教育の方向性 -教科書学習とSTEAM教育-,数学教育学会2022年度秋季例会予稿集,2022. 3) 数学教育におけるSTEAM教育導入の検討課題,数学教育学会2019年度春季年会予稿集,2020. 4) 数学教育におけるコンピュータ活用の課題,数学教育学会夏季研究会(関東エリア)発表論文集,24-26,2019. 5) 小学校低学年における教育内容の改善に向けて-イギリスの教科書分析-,数学教育学会2017年度秋季例会予稿集,67-69,2017. 6) 小学校における教材研究を考える-「円と球」を事例として-,2016年度秋季例会予稿集,152-154,2016. 【著書】 1) 学校図書株式会社算数教科書「みんなと学ぶ小学校算数」著者,指導書「ICT教育の現状と課題」 2) 小学校〈教科力〉シリーズ(算数)玉川大学出版会,平成26年9月, 第5章 量と測定1(基本的な量) 第6章 量と測定2(複合的な量) 【研究助成】 1) 数学と芸術に基づくSTEAM教育カリキュラムの開発と授業モデルの提案,2020年4月~2024年3月,日本学術振興会2020年度基盤研究(C)課題番号20K03238 2) 数学の文化に基づき算数教育の国際化を目指したカリキュラム開発の実証的研究,2019年4月~ 2020年3月,相模女子大学2019年度特定研究助成費A 3) 数学の文化史の教材化に関する研究,2015年4月~2016年3月,相模女子大学2015年度特定研究助成費A 4) デジタルコンテンツを利用した割合文章題の解決支援プログラム,2012年4月~2014年 3月,日本学術振興会平成24・25年度科学研究費補助金(研究活動スタート支援)課題番号24830098 |
【問題関心】 |
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小学校の教員時代は,コンピュータの教育利用を中心として,いろいろな教科でICT機器を使った授業実践や,webサイト上での「デジタル教科書」作りに力を入れてきました。 また,算数では割合文章題の問題解決過程,学習心理学から見た数学概念の理解の様相を研究しています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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現在最も力を入れているのは「STEAM教育」です。特に数学教育から見たSTEAM教育の教材開発です。また,それに関連して数学文化の教材化にも取り組んでいます。「数学文化の教材化」というのは,日本や海外で数学に関連する玩具や博物館での展示物,絵画を分析して数学に関わる教材を作るというものです。これらの研究は数学はもちろんのこと,科学,テクノロジー,芸術など多岐にわたります。 |
【学生へのメッセージ】 |
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とにかく先生になりたい人を全力で応援しています。担当科目では,現場の経験をもとに授業をする上で知っておくべき数学の知識や指導方法を伝えていくつもりです。ゼミナールや卒業研究では,算数・数学教育のことはもとより,教員の仕事やどうやって過ごしていくかなどを語りながら,教員として最低限のスタートラインに立てるように一緒に勉強していきましょう。 昨今の教育現場は多くの課題がありますが,「人を育てる仕事」がとても大事なことで,魅力ある仕事であることを伝えていきたいと思っています。 |
【担当主要科目】 |
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フレッシュマンセミナー、ゼミナール、卒業研究、教職実践演習(幼・小)、教育実習の事前指導P(小学校)、教育実習の事前事後指導P、算数概説Ⅰ、算数科教育法 |