教員氏名 | 湯川 進太郎(ユカワ シンタロウ) |
職名 | 教授 |
最終学歴・学位 | 筑波大学大学院博士課程心理学研究科・博士(心理学) |
専門分野 | 感情心理学,身体心理学 |
学協会活動 | 日本心理学会(代議員),日本感情心理学会(顧問),日本マインドフルネス学会 |
【主な著書・論文等】 |
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◆著書(単著) ・湯川進太郎(著) 2019 禅僧沢庵 不動智神妙録 誠信書房 ・湯川進太郎(著) 2018 “老子”の兵法 BABジャパン ・湯川進太郎(著) 2017 実践 武術瞑想 誠信書房 ・湯川進太郎(著) 2017 空手と太極拳でマインドフルネス BABジャパン ・湯川進太郎(著) 2014 空手と禅 BABジャパン ・湯川進太郎(著) 2005 バイオレンス:攻撃と怒りの臨床社会心理学 北大路書房 ◆著書(編著) ・日本感情心理学会(企画) 2019 感情心理学ハンドブック 北大路書房 ・湯川進太郎・吉田富二雄(編) 2012 スタンダード社会心理学 サイエンス社 ・湯川進太郎(編著) 2008 怒りの心理学 有斐閣 ◆訳書(単訳) ・カルディロ,J.(著)湯川進太郎(訳) 2015 水のごとくあれ! BABジャパン ・サンティ,R.G.(著)湯川進太郎(訳) 2014 タオ・ストレス低減法:道教と気功による心身アプローチ 北大路書房 ◆訳書(監訳) ・ハガー,M. & ハヅィザランティス,N.(著)湯川進太郎・泊真児・大石千歳(監訳) 2007 スポーツ社会心理学:エクササイズとスポーツへの社会心理学的アプローチ 北大路書房 ・レポーレ,S.J. & スミス,J.M.(編著)余語真夫・佐藤健二・河野和明・大平英樹・湯川進太郎(監訳) 2004 筆記療法─トラウマやストレスの筆記による心身健康の増進─ 北大路書房 ・クラーエ,B.(著)秦一士・湯川進太郎(編訳) 2004 攻撃の心理学 北大路書房 |
【問題関心】 |
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素朴にまず,「心」とは何かに強い関心があります。そこから,「自己(私)」とは何か,「他者」とは何か,「人間」とは何か,という問いに広がっています。そして,そうした人間(自己や他者)がもっている(とされる)「心」を扱う「心理学」という学問は一体何を明らかにしようとしている学問なのか,を常日頃反省しています。 一方,人間が人間たる本質とは何かを考える中で,今のところ,それは「感情」であると思っています。ですので,「感情」とは何かにもまた当然,深い関心があります。この「感情」を理解し制御するために,特に「身体(からだ)」と「言語(ことば)」にこだわりを持っています。 また,そうした「心」や「感情」や「自己」や「他者」について探究する上で,精神的な「疾患」が重要なヒントになると考えています。さらに,「自由意志」や「倫理」についての考察も,人間の本質に迫る興味深い手がかりになると思っています。も,人間の本質に迫る興味深い手がかりになると思っています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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・怒りの制御 ・筆記開示(筆記療法) ・マインドフルネス ・心の哲学 ・実験哲学(実験倫理学) |
【学生へのメッセージ】 |
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周りの人をよく観察すること(マン・ウォッチング),そして自分自身をよく観察すること(セルフ・ウォッチング),そうすることで,あなたの住む世界がより広く,よりクリアに,見えてきます。冷静に観察する眼を養うことで,周りがよりよく見えてきます。大学で得る知識や経験は,そうやって観察するときの視点となったり,観たことを解釈するときのヒントとなったりします。大学で学んだことを糧にして,あなたの生活すべてを,じっくり観察してみてください。 |
【担当主要科目】 |
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感情・人格心理学、卒業研究、司法・犯罪心理学、心理学研究法、心理学A・B、心理学特別研究A・B、心理学実験Ⅰ、心理統計の基礎、知覚・認知心理学、心理実習 |