教員氏名 | 柵瀨 宏平(サクライ コウヘイ) |
職名 | 講師 |
最終学歴・学位 | フランス・ボルドー第3大学大学院・修士(人文社会科学[哲学]) |
専門分野 | 哲学・倫理学 |
学協会活動 | 日仏哲学会、日本ラカン協会、日本病跡学会 |
【主な著書・論文等】 |
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[著書] Les formes historiques du cogito (XVIIe-XXe siècle), sous la direction de Kim Sang Ong-Van-Cung, Paris, Classique Garnier, 2019(共著) 『フーコー研究』岩波書店、2021年(共著) 『狂い咲く、フーコー』読書人新書、2021年(共著) 〔論文〕 「ルーセル、ジャネ、フーコー:ミシェル・フーコーによる病跡学の反転」(『日本病跡学雑誌』第72号、2006年) 「欲望の悲劇:ジャック・ラカンによる『ハムレット』読解をめぐって」(『I.R.S.ージャック・ラカン研究』第11号、2013年) 「Actualité de l'Histoire de la folie: commentaire et usage」(『Acta Fabula』volume 15, numéro 10, 2014) 「因果的決定論から悲劇的行為へ:精神分析的主体をめぐって」(『表象』第11号、2017年) [翻訳] ミシェル・フーコー編『ピエール・リヴィエール:殺人・狂気・エクリチュール』河出書房新社、2010年(共訳) ミシェル・フーコー『フーコー文学講義』ちくま学芸文庫、2021年 |
【問題関心】 |
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20世紀フランス哲学・思想、とりわけ哲学者ミシェル・フーコーと精神分析家ジャック・ラカンにおける主体と真理という問題に関心を持っています。 またジェンダー、セクシャリティをめぐる問題と哲学がどのように関わるのか、という問題にも関心があります。 精神疾患のケアをめぐる倫理的問題についても研究していきたいと思っています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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・ミシェル・フーコーにおける真理の歴史 ・20世紀フランスにおける哲学と精神分析の関係についての思想史的研究 |
【学生へのメッセージ】 |
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20世紀のフランス哲学は、それまで哲学の外部にあると思われていたセクシャリティや狂気、未開社会をめぐるさまざまな問題に積極的に取り組むことで、哲学の領域を広げ、伝統的な人間像を刷新しました。 私が担当する授業では、哲学・倫理学の歴史や伝統を十分に踏まえつつ、われわれが生きる現代社会が抱える様々な問題に対して、哲学・倫理学がどのように応答することができるのかについて、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 |
【担当主要科目】 |
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メディアと倫理、倫理学A・B、倫理学概論、卒業研究、心理学特別研究A・B、科学史A・B、外書講読(ケアの倫理)、心理学研究法 |