白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

教育学部

教員紹介詳細

教員氏名 山路 千華(ヤマジ チカ)
職名 准教授
最終学歴・学位 国立音楽大学幼児教育専攻(音楽学士)・上越教育大学大学院修士課程(教育学修士)
専門分野 幼児教育学 、保育者養成、保育実践
学協会活動 日本保育学会、幼児教育学会、絵本学会、日本保育者養成教育学会、日本音楽教育学会、実習指導研究会事務局
【主な著書・論文等】
<著書>
1.「遊び心でコミュニティーの再生を―世代を超えて子どもの発想に学ぶ地域づくり―」編著:小松歩、著:麻生武・金田利子・瀧口優・富田昌平・山路千華(新読書社、2021.11)執筆担当箇所:第3章「保育者の遊び心を考える」・第9章「展開期:保育学会第70回から第72回大会報告(2017~2019)を踏まえて」

<保育関連テキスト>
1.「保育・教育・施設実習―子どもを理解し実践できる保育者をめざして―」編著:福田真奈・五十嵐淳子(大学図書出版、2018.4)執筆担当箇所:Ⅰ部1章3節「幼稚園実習の意義と目的」
2.「実践に役立つ教職概論 教職Before&After」編著:長沼豊(大学図書出版、2019.3)執筆担当箇所:Ⅲ部5章「教員という職業の魅力」の一部、幼稚園教諭について
3.「新版 エピソードから楽しく学ぼう 保育内容総論」編著:福﨑淳子・及川留美(創成社、2019.4)執筆担当箇所:第9章「保育内容におけるカリキュラムの展開について学ぼう」
4.「これからの保育内容」白鷗大学幼児教育・保育研究会編(一藝社、2021.7)執筆担当箇所:第4章「環境(1)」

<保育雑誌>
1.Nocco別冊「指導計画と保育のヒント」5歳児幼稚園 新潟県上越教育大学附属幼稚園 平成18年4月号~平成19年3月号 監修/杉浦英樹 執筆/小林秀智 山路千華(フレーベル館、2006-2007)

<論文>
1.修士論文「学校文化の視点から見た幼小の差異性」(上越教育大学大学院修士課程学位論文、2008)
2.海外子女教育における保育研究についての一考察-ハンブルグ日本人学校幼稚部での実践から-(新渡戸文化短期大学こども教育研究所紀要第6・7号、2012)
3.学生の教育課題と効果測定の研究―保育者像の変容に着目して― 山路千華 汐見和恵他(新渡戸文化短期大学こども教育研究所紀要10号、2015)
4.保育者養成校の授業における絵本活用の意義―授業「教師論」「保育内容指導法(環境)」における事例から―(幼児教育学研究第24号、2017.3)
5.保育内容「環境」における地域とのかかわりについての一考察―地域の環境素材を活かした取り組み―(白鴎大学教育学部論集、2018.12(2))
6.教育実習(幼稚園)における効果的な実習指導のあり方Ⅱ実習園への聞き取り調査から(白鷗大学論集第34巻第2号、2019.3)
7.子どもの“遊びこむ”を支える園舎・園庭環境―子どもの遊び空間と保育者の専門性―(白鴎大学教育学部論集第15巻第2号、2021.11)
など
【問題関心】
保育という営みと、保育者という職業人に、常に多角的な視点で向き合い、研究を続けています。
日本保育学会では、毎年、発表を続けており、「実習指導のあり方」や「遊び心と地域環境作り」について長年継続しての研究しています。
【現在の研究テーマ】
1.実習指導
2.遊びと遊び心
3.絵本・保育文化財
【学生へのメッセージ】
先生とはいったいどのような人なのでしょう?
授業では、保育について実践的に学びながら、保育者の仕事の魅力にせまります。また、幼稚園と保育所や小学校との繋がりについても学ぶことで「保育」や「教育」について幅広い視野を養います。
何より、「魅力的な先生」とは、いったいどういう人だろうか?という問いを常に自分に問うてみてください。
私自身が、大学で学んだ4年間、一直線に「保育者」を目指せるほど「良い学生」ではありませんでした。そんな勉強嫌いの私の人生を劇的に変えたのは、4年生の時の「幼稚園実習」でした。幼稚園の先生たちが「子どもの今」を瞬時に見て「遊びや活動の発展」を構成する時、その目に見える活動の向こうに目には見えない先生たちの「願い」があることを知りました。「保育って、なんてクリエイティブな仕事なんだろう!」というその時の感動は、今でも忘れることができません。
学生時代、その時間の流れは、あなたにとってどんな必然を持つ時間となるのでしょうか?
どうぞ皆さん、感性を磨き、充実した学生生活を送ってください。
【担当主要科目】
卒業研究、教師論 、保育者論、保育内容指導法(環境)、教育方法・技術論、ゼミナール、教育実習の事前指導P(幼稚園)、教育実習の事前事後指導P、 初等教育実習Ⅰ・Ⅱ、発達の科学、保育学の研究法、保育内容演習(環境)、幼児と環境