教員氏名 | 金田 健史(カネダ タケシ) |
職名 | 教授 |
最終学歴・学位 | 筑波大学大学院博士課程体育科学研究科体育科学専攻修了・博士(学術) |
専門分野 | 運動生理学、神経生理学、発育発達 |
学協会活動 | 日本体育学会、日本運動生理学会、日本体力医学会、日本臨床神経生理学会、日本発育発達学会 |
【主な著書・論文等】 |
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中枢内情報処理に及ぼす断眠の影響―事象関連電位(P300)を用いての検討―、体力科学、48(4)、477-484、1999. 児童の事象関連電位の特徴。体力科学、49(2)、307-314、2000. 成人と児童にみられる単純・選択反応課題遂行におけるERPsの違い。臨床神経生理学、31(1)、44-54、2003. |
【問題関心】 |
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これまで、体育科学の分野では我々ヒトの身体が運動によってどのように変化し、適応していくかに関する多くの研究がなされてきた、心臓や肺、そして筋肉などの器官が運動やスポーツとどのように関わり、機能しているかといったことはこれまでの興味・関心の代表的なものである。さらに、近年では研究機器の発展とともに我々の身体諸機能を司る脳神経系の働きに関する研究も注目を浴び、活発な研究成果が今日まで発表されてきている。 最新の情報に敏感であり、これまでおこなわれてきた研究成果を大切にする姿勢を忘れず、教育学部という学部特性を生かしながら、これからの未来を担う若者である学生へ多くの知識を伝えていくとともに、自分自身も研究活動を通して情報を発信していきたい。 |
【現在の研究テーマ】 |
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○運動が発現、実施される際の脳神経系の働きについて ○小児期、児童期といった運動経験を開始する年代での脳神経系の働きについて ○運動・トレーニングによって、我々の身体はどのように変化していくか ○成人になるまでの過程(小児期、児童期、青年期)における運動経験が、成人の脳神経系に及ぼす影響 ○一過性の運動が脳神経系に及ぼす影響 |
【学生へのメッセージ】 |
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ひとは何事も経験することによって成長し、色々なことを吸収し発達していきます。このような成長や発達は子どもの頃に限ったことではありません。現代は非常に便利になっていったことによって、覚えなければいけなかったことがコンピュータから検索でき、自分が働かなくても機械がなんでもやってくれるようになりました。しかし、そのおかげで我々は自分たちが経験することによって、多くのことを獲得していけることを忘れてしまってきています。難題にぶつかるとすぐに投げ出し、諦めてしまう。子どもの頃、我々はいつも色々なことに興味を抱き、チャレンジと成功・失敗を繰り返してきました。その結果、今の自分があるのだと思います。このような気持ちや行動は成人となった後もいつまでも持ち続けていても必要なことでしょう。いつまでも好奇心旺盛でいたいですね!四年間を通して、素晴らしい成長を遂げるためにも「なぜ?」「どうして?」という疑問を持つ姿勢と、その疑問を解決していこうとする姿勢の両方を忘れないでいこう。 大学生活では色々な出会いがあります。学問、スポーツ、普段の生活の中で、出会う色々なことに対して、漠然と日々を過ごすのではなく、多くのことに興味・関心を持って過ごしていきましょう!その先に、成長や発達した自分という新しい発見がきっとあるでしょう! 一緒に成長していきましょう! |
【担当主要科目】 |
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体育実技A、生理学、発育発達学、野外運動A(キャンプ)、野外運動B(雪上)、野球(ソフトボール)、運動生理学、スポーツ科学入門、スポーツ科学実験演習、スポーツ生理学、スポーツ情報科学(分析)、専門演習A1・B1、卒業研究、スポーツインターンシップⅡ |