教員氏名 | 金井 正(カナイ タダシ) |
職名 | 教育学部長・教授 |
最終学歴・学位 | 宇都宮大学教育学部 中学校教員養成課程(理科)・教育学士 |
専門分野 | 教育学(教師論、教育論、学校経営、教育行政、道徳教育、特別活動) |
学協会活動 | 日本特別教育学会 |
【主な著書・論文等】 |
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「豊かな心を持ち、生き生きと実践する生徒を育てる道徳教育」 共著 1994 茂木中学校 「これからの学校経営~10年先を見通して」 単著 2014 自費 「教育行政を進めるために」 単著 2014 自費 「教育課程研究指導者海外派遣プログラム研究成果報告書(イギリス)」 共著 2015 独立行政法人教員研修センター 「先輩教師からのメッセージⅡ」 共著 2015 栃木県総合教育センター 「理科教育を考える~探求を意識した指導」 単著 2017 初等理科教育 「栃木県内全市町立小・中学校の学校課題の収集と分析(1) ~テキストマイニングの手法を用いて」 共著 2017 白鷗大学教育学部論集 「教職入門」 共著 2018 協同出版 「学校課題と学校経営」 共著 2019 白鷗大学教育学部論集 「分かる文章の書き方指導の一考察」 共著 2021 白鷗大学教育学部論集 |
【問題関心】 |
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少子高齢化の中で、教員が大きく世代交代している。近年若い教員がたくさん採用されている。素晴らしいことであると同時に課題もある。教員は、熟練を必要とする職業であるから、多くの経験から指導力を身に付けていく部分がたくさんある。十分にベテランの域に達した教員がもつ資質・能力を後輩の、若い教員に効果的に伝えるにはどうしたらよいのか。大いなる関心事である。 一方、子どもたちにとっては、若い教員が持つ素晴らしい面がある。例えば、「先生大好き」という教育にとって大切な要素を、若いというだけで無条件に有している。この年齢による親密感は、年齢の高い教員にはどうしようもないことである。 これからの教育がより良いものになっていくために、若い教員と経験を積んだベテラン教員がどのように連携していけばよいのか。指導の要点、コツのようなものをどう伝えていくと効果的なのか。そのために自分のできることは何なのか。これまでの教育界での経験をもとに教員を目指す若者を育てていきたい。 |
【現在の研究テーマ】 |
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「学校経営」 Ⅰ 教員の資質・能力の育成 ・新たな教育課題への対応(主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善等) ・教員を目指す若者の育成 ・教員の研修の効果的な在り方 ・ベテラン教員の資質・能力の若い教員への効果的な伝承 Ⅱ 管理職の資質・能力の育成 ・マネジメント能力の向上 ・管理職の在り方 Ⅲ 学校経営マネジメント チーム学校 Ⅳ 学校運営 開かれた学校 コミュニティ・スクール 小・中・高・大の連携、接続 Ⅴ 学校課題の設定と運営 Ⅵ 新たな生徒指導の在り方 |
【学生へのメッセージ】 |
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これからの世代の若者には、大いなる夢や志を持って、努力していって欲しい。夢や志あるところに、よりよい未来がやって来る。 知識基盤社会に生きるこれからの人(若者、高齢者を問わず)は、グローバルな視点で生活を見、考えることが一層必要になる。そのための、人づくりは、まさに教育の真骨頂である。教育は楽しい。特に人を教え育てること、人のために働くことは、大いなる充実感がある。この充実感を得ることのできる教職は、最高の職業である。 このような中、学生諸君への私の役目は、教育における過去からの知識、文化、伝統を伝え、そこから未来を予感させ、創造していく力を付けさせていくことであると考える。学生諸君は、大いなる夢や志を「教育の世界」で叶え、遂げていって欲しい。 |
【担当主要科目】 |
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教師論、特別活動の理論と方法P、専門特講(学校の危機管理)、ゼミナール、卒業研究 |