白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

教員紹介詳細

教員氏名 小笠原 伸(オガサワラ シン)
職名 教授
最終学歴・学位 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻、修士(工学)
専門分野 都市論、地域デザイン、産業振興、地方創生
学協会活動 日本建築学会、社会・経済システム学会
【主な著書・論文等】
〔論文〕
「白鴎大学の地域連携に関する一考察」白鴎ビジネスレビュー 33(1)  2023年10月
「創造都市の可能性とその課題」あしぎん経済月報 2023年7月
「地方創生の現況を理解、再評価するために必要なこと」 あしぎん経済月報 2022年9月
「地域DXの政策化検討の際のポイント(下)ー市民に受け入れられる「はかる」切り口からのアプローチ」地方財務 2022年5月
「地域DXの政策化検討の際のポイント(上)ー情報から組織、社会、生活習慣までデジタルトランスフォーメーションが起こすイノベーションー」地方財務 2022年4月
「茨城県結城市 テレワークに地域交流の核にyuinowaを! ―コロナのもとでのサードプレイスの挑戦ー」月刊地方議会人 2021年1月
「コロナ禍の先の地域をどうデザインするか〜「new normal」の意味と都市の交流とその変化」 ガバナンス (233)  2020年9月
「サードプレイスの都市的側面と今日的課題」月刊地域づくり (373) 2020年7月
「サードプレイスと都市との関係」アーバン・アドバンス(71) 2019年3月
「新しい学びとは何かを考える : アクティブラーニングとそれに伴う変化」白鴎ビジネスレビュー 27(2) 2018年3月
「つながりを求める若者と都市-ソーシャルメディア,サードプレイスと都市の隠れ家の関係を考える」都市計画 (326) 2017年5月
「おやまブランドにおける現状の課題調査と提言」白鴎ビジネスレビュー 2014年3月
「ソーシャルメディア活用から発する知の空間創出」白鴎ビジネスレビュー 2013年10月
「栃木県内自治体のソーシャルメディア活用状況調査とその課題」白鴎ビジネスレビュー 2013年3月
「ロボット技術による地域産業振興のプロセスとその課題について(2)」白鴎大学論集 2013年3月
「都市空間における「街歩き」の手法とその社会的効果について」白鴎ビジネスレビュー 2012年10月
「ロボット技術による地域産業振興のプロセスとその課題について(1)」白鴎大学論集 2012年9月
「1960年代の東京を読解・記述する ~「東宝クレージーシリーズ」を例に~」武蔵野美術大学研究紀要 1999年1月

〔著書(共著)〕
「ソーシャルメディア論」青弓社 2015年10月
「ソーシャルメディア論 改訂版」青弓社 2019年3月

〔社会活動〕
野木町総合戦略会議副会長 2023年〜
あしぎん総合研究所客員研究員 2022年〜
結城市総合計画審議会副会長 2020年〜
エフエム栃木放送番組審議会委員長 2020年~
結城市まちひとしごと創生推進会議会長 2016年~

〔その他〕
「「地方都市の目指す都市戦略課題と新たな「場づくり」のデザインについて」社会・経済システム学会発表 2016年
「対談 オリンピックが最後のチャンス!? 背骨なき個人とムラ社会化が招く東京の崩壊」雑誌サイゾー 2014年10月号
「新しい産業と都市・地域の成長に向けた「場」づくり」国土計画協会 情報社会における国土・地域の成長と進化のあり方研究会 2014年10月
「設備・施設が文化資源と評価される企業のその活用へのプロセスと課題について」社会・経済システム学会発表 2013年
「地域におけるロボット技術の新産業創出に伴う産官学連携の課題について」社会・経済システム学会発表 2011年
「ロボット技術の生活空間への導入に関する研究」日本建築学会大会大会学術講演梗概集 2008年
「特別寄稿「ロボット技術が生活を、地域を、日本を変えてゆく」半導体産業新聞 2007年11月28日
「岐阜における地域支援のための公共空間創出のモデルづくり 岐阜地域の地域活性化に資する産官学連携事業に関わる研究 その2」日本建築学会大会大会学術講演梗概集 2006年
「岐阜地域の地域活性化に資する産官学連携事業に関わる研究」日本建築学会大会大会学術講演梗概集 2005年
「愛知万博 中部千年共生村・岐阜県ブース上映映像」作成、愛知万博内の中部9県パビリオン「中部千年」共生村岐阜県ブースにて期間中上映 2005年
「表象としての建築第3回「60年代の東京を闊歩した「クレージーキャッツ」達」日本建築学会会報 「建築雑誌」2002年3月号(VOL.117,NO.1485)

◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆

【問題関心】
 都市における諸問題や様相に関心を持っています。クリエイティブで多様な人々が集い生活し、新しい活力ある魅力的なものが生まれる都市がどういう姿を我々に示しているのか。その場を読み解き現況を知り、新たな都市空間を描き創出するプロセスをアート・デザインや工学など複数の切り口からアプローチする研究活動・表現活動を行なっています。その為に都市を見つめるフィールドワークである街歩き、都市空間の読解と記述、サードプレイスと都市の関係、都市の経済活動支援特に地域産業振興の一貫として先端技術による新産業創造や都市の交流創出による中心市街地の活性化といった領域を扱ってきました。また、政府機関や多くの自治体の都市戦略や地方創生政策の企画立案に携わり、地域ブランドやSDGs、テクノロジーの社会実装や更に企業やNPO、市民の地域活動への参加や助言などを行なっています。

【現在の研究テーマ】
1.都市空間における読解と記述のプロセス、都市構造・装置のフィールドワーク
2.インキュベーターとしての都市空間の創出とクリエイティブクラスについて
3.地方創生、先端技術、中心市街地活性化による地域産業振興、都市戦略の策定
4.ベンチャー、NPO、市民参加によるソーシャルデザイン、SDGs、社会貢献
5.国土形成計画における知的対流拠点、都市とサードプレイスの関係について

【学生へのメッセージ】
 都市・地域へ向けるまなざしをどのように獲得し、フィールドに出てゆくかが大切です。自らがクリエイティブであることは大切であり、新しい社会を形成するための場づくり、ネットワーク構築のためには多くのことを知り学ぶ必要がありますがそれは非常に面白く魅力的なことでもあります。一緒に学び、街を歩き、都市の将来像を描いてゆきましょう。