白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

教員紹介詳細

教員氏名 藤浪 英也(フジナミ ヒデナリ)
職名 准教授
最終学歴・学位 東北大学大学院 法学研究科・博士課程単位取得満期退学、筑波大学大学院・修士(経営学)
専門分野 税務会計、租税法、会計学
学協会活動 租税法学会、日本税法学会、税務会計研究学会、国際会計研究学会、日本簿記学会、日本会計研究学会、東京税理士会
【主な著書・論文等】
〔著書〕
『住民税理論計算問題集』単著 1981年 大原簿記学校
『販売促進・広告宣伝の法務と税務』共著 1998年 新日本法規出版

〔論文〕
1.「個人住民税における非課税規定とその問題点」『東京税理士界』東京税理士会 1986年5月10日号
2.「合併等における評価益の計上をめぐる問題」『税理』 日本税理士連合会監修 ぎょうせい 1989年2月号
3.「借地取引をめぐる税務上の諸問題」『税理』日本税理士連合会監修 ぎょうせい 1989年9月号
4.「否認されない役員退職給与の計算方法」『税理』 日本税理士連合会監修 ぎょうせい 1989年10月号
5.「債権放棄に伴う貸倒損失の認定基準」『税理』 日本税理士連合会監修 ぎょうせい 1990年7月号
6.「ポートフォリオ分析による合理的遺産分割方法の研究」『白鴎大学論集』 第21巻第2号 2007年3月
7.「改正減価償却制度の研究」『白鴎大学論集』 第22巻第1号 2007年9月
8.「時価会計導入による新土地税制の提言」『白鷗大学論集』第23巻第2号平成21年3月
9.「原価際分析法に関する一考察」『白鷗大学論集』第26巻第1号平成23年9月
10.「原価差異指導方法の研究」~標準再分析からの展開 平成23年8月日本簿記学会第27回全国大会自由課題報告
11.「未実現利得課題税制度化の研究」税務会計研究学会第26回全国大会自由課題報告平成26年10月
12.「ICT活用による簿記学習支援ソフトの開発」(公)私立大学情報教育協会主催「平成29年度ICT利用による教育改善研究発表会」平成29年8月9日
13.「複式簿記の言語学的アプローチ」日本簿記学会 第35回全国大会自由論題報告 令和元年8月25日


◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆
【問題関心】
 現在の企業会計を取り巻く環境は大きく変わろうとしている。2000年における会計ビッグバンが日本の会計における「黒船来襲」と言われたことがあったが、IFRSsにおける国際会計基準の日本への導入は、会計における「天動説」から「地動説」へのコペルニクス的転回といってもよいであろう。
 私の研究テーマは、「時価会計」及び「包括利益概念おける課税所得」の研究であるが、物価変動会計研究の第一人者でもあり企業会計審議会会長を務めた 故 加古宜士先生に師事できたことは非常に幸運であったと感謝している。「僕が物価変動会計の研究を始めた頃は、異端の学問と言われたものなんだよ。」と話されていた先生の言葉が今でも心に残っている。先生の目指された「会計情報の透明化」は私のライフワークでもある。
また、現在は時価会計の研究をさらに進め、租税法研究の分野において所得の発生と実現テーマに博士論文を執筆中である。

【現在の研究テーマ】
1.インフレーション会計における資産課税のあり方の研究
2.税制改正がもたらす経営環境の変化予測と経営戦略(タックス プランニング)の研究
3.事業承継方法の研究
4.初学者に対するICT活用による会計学教育方法の研究
5.PBL教育におけるマルチメディア導入方法の研究

【学生へのメッセージ】
 いま自分の学生時代を振り返る。
 大学入学時に、私がこのような人生を送ると、誰が想像したであろうか。
 大学一年生のときは生きる目標が定まらず、自堕落にただ時間を過ごしていた。
 しかし、二年生のときに簿記会計に出合い、私の人生は大きく変わった。はじめて勉強が楽しいものだと感じた。それこそ寝食を忘れて簿記の問題を解いた。非常に充実した時間だった。その結果三年生の時には、日商簿記検定1級、税理士簿記論、財務諸表論に合格することができ、大学を卒業した年には、税理士試験の合格科目は四科目になっていた。その後、税理士受験学校の講師を経て税理士を開業し、いま白鴎の教壇に立つ。
 人生は面白いものだと思う。君たちにも、学生時代に充実した時間を過ごしてもらいたい。もちろんすべてが順調であったわけではない。しかし失敗を悔やむことも、恐れることもない。あの無為に過ごした時間があったからこそ、今の自分があるのかもしれないのだから。