白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

教員紹介詳細

教員氏名 川上 代里子(カワカミ ヨリコ)
職名 准教授
最終学歴・学位 成蹊大学文学研究科社会文化論専攻博士後期課程満期退学・学術修士
専門分野 国際社会学、移民研究、マス・コミュニケーション研究
学協会活動 日本メディア学会、日本国際文化学会、オーストラリア学会
【主な著書・論文等】
〔論文〕  
「多様化と統合―オーストラリアにおけるマルチカルチュラリズムとSBSの変遷―」『成蹊人文研究』第六号、pp.105-120、平成10年3月  
「白豪主義からマルチカルチュラリズムヘ―オーストラリアにおける国家統合のメカニズム―」『成蹊人文研究』第七号、pp.133-149、平成11年3月  
「国家の形成―オーストラリアンアイデンティティの模索―」『成蹊人文研究』第八号、pp.77-92、平成12年3月  
「マルチカルチュラル・オーストラリアにおけるレイシズム―ハンソン論争を事例として―」『成蹊人文研究』第九号、pp.95-110、平成13年3月
「オーストラリアの描く自画像」『成蹊人文研究』第十号、pp.103-123、平成14年3月
「オーストラリアの多文化主義政策の問題点―1999年報告書・指針の分析を中心に―」『アジア太平洋研究』第二十六号、pp.71-90、平成16年2月 
“Policies for National Culture in Australia”In Nation-States and Media ―The Question of National Identity―, Kenji SUZUK(ed), Akashi Shoten, Tokyo, 2007, pp.116-136.
「第一次世界停戦とオーストラリア―ナショナリズムとアンザック神話の形成」的場哲郎編著『第一次世界大戦と現代』白鴎大学法政策研究所叢書、丸善プラネット、pp.251-284、2016年4月
「試論 内集団・外集団研究の社会学における今日的意義」白鴎大学論集 32(1),pp.93-105, 2017年9月
「オーストラリアの多文化公共放送局SBS―その役割と課題―」白鴎大学論集 33(1), pp.35-48, 2018年9月
「短期留学の意義と課題―留学政策から本学プログラムを考える―」白鴎ビジネスレビュー第29巻2号、2020年3月

〔翻訳〕  
柳井道夫監訳『異文化理解のコミュニケーション』(Harry Irwin, Communicating With Asia-Understanding People and Custom―,Sydney,
Allen & Unwin, 1996)共訳、ブレーン出版、1998年、第一章「異文化コミュニケーションの必要性」担当


◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆

【問題関心】
国境を越える人と文化の流れについて。国家と文化・言語の関係について。
多文化主義の今後。

【現在の研究テーマ】
グローバリゼーション研究。国民文化や国家の統合の観点からの文化政策。エスニックメディア。オーストラリアの移民政策、メディア政策。

【学生へのメッセージ】
卒業までに、自分が興味を持てるテーマを見つけて、学ぶことの楽しさを経験して欲しいと思います。