白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2018経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

-カナダの国民性について

石塚 菜奈子

私は3ヶ月間カナダで生活する中で、カナダの国民性は、自己主張が強くなく寛容で穏やかだと感じました。カナダは多民族国家であり、広く異文化を受け入れてきているという文化的背景から、異なる民族や異なる価値観に寛容であるのかなと感じました。また、誰もが気持ちよく留学生や観光客を受け入れてくれる印象でした。カナダの国民性は日本人と少し同じ気質でもあると感じました。そのため、多様性を尊重し、差別を好まず、偏見も少ないのもカナダ人の特徴であると感じました。

また、日本では育メンが、ここ数年でやっと話題に上るようになってきましたが、カナダでは男性が育児や家事を行うのは当たり前に見られる光景でした。私のホームステイ先では、ほぼ毎日ホストファザーが料理をしており、ホストマザーが料理をしている姿は見たことがありませんでした。

男性が育児に積極的に関わり、仕事よりも家庭が大事という考え方が根付いているのだなと思いました。カナダ人は、仕事ももちろん大切ですが、それ以上にプライベートの時間を大切にし、自分たちの家庭を第一に考えているという印象を受けました。休日は友人とともにパーティーなどをして楽しんでいることがありましたが、基本的には、昼間は家族みんなで出かけるということが日常でした。 そのため、男女平等という考え方もあり、男性でも家庭に入り、女性と共同して家庭を築くということが当然と考えられている様子でした。

また、カナダは海にも恵まれ山にも恵まれていて、大きな湖もあります。そういったカナダの国土が背景にあるためか、カナダ人は非常に自然を愛していますし、自然と戯れることも好きです。私もステイファミリーと何回か登山に行きました。週末の天気のいい日には、必ずと言っていいほど登山の誘いを受けました。こういった自然を愛する心から、カナダ人の国民性が穏やかで寛容になっているとも言えるかもしれません。

カナダ人はとてもフレンドリーな人が多いです。カナダ人は非常にフレンドリーで、優しい人が多いのも特徴であると思います。見知らぬ人同士も、気さくに会話を楽しんでいますし、お店の店員さんも笑顔でとてもフレンドリーに接してくれます。私も実際、バスに乗っていた際に見知らぬ人とお話しする機会が多々ありました。日本人?などと言った会話から、日本について質問されたり、カナダはこうなんだよといった意見交換や異文化の情報交換を行い、様々なお話をすることができました。また、次の人のためにドアを開けておくのは当たり前でした。道路を渡ろうとしている人がいたら、たいてい止まってくれますし、ドライバー同士も譲り合いの精神で運転しています。混雑している電車やバスでベビーカーに乗り込んでも、白い目で見る人はいません。むしろ、子供に笑顔で話しかけているくらい、ほんとうにみんなフレンドリーで、初対面の人とも会話を楽しんでいるという印象が強く残っています。 また、困っている人がいたら、必ずと言っていいほど助けてくれます。道に迷っていると周りの人が声をかけてくれたり、車椅子の方がバスに乗ろうとすると手助けをしてくれたりと、周りの見知らぬ人たちが駆け寄ってくれます。このようなカナダ人の優しさに、とても驚きました。カナダに留学すると、人の優しさ、暖かさに触れることができ、カナダに来てよかったなと思うことができました。

三か月間の留学生活を通して、自分が思っていたより何倍も為になる事ばかりであったし、本当に毎日刺激ばかりで、三か月間とても早く感じました。また、ホームステイという貴重な体験をする中で、生活習慣の違いなどで悩むこともありましたが、それもすべて、異文化として受け入れることができるようになり、自分の中の視野の広がりや価値観が変わりました。カナダでの三か月間の貴重な体験を、残りの大学生活、また、これからの将来に大いに生かせて行きたいと思います。