白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2018経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

3か月間での経験

北條 聖也

私は、カナダのビクトリアで3か月日本では味わえないような多くの経験をすることが出来ました。私は、いままで海外に行ったことはなく今回の留学で初めて母国である日本を離れました。なぜ私がこれまで海外を訪れた事がないかというと日本から離れるのが不安だったからです。しかし、私はいままでの内気な性格を変えるためこの留学に参加しました。

私はカナダに来る以前は西洋的な文化がほとんどだと思いました。しかし、実際には多くの人種の人々が自身の文化を持ちながら生活している多文化社会であることがわかりました。カナダのビクトリアのダウンタウンにはカナダで最初のチャイナタウンがあり、またレストランに関してはドイツ料理、和食、タイ料理、ベトナム料理、中華料理、韓国料理などの多種多様な料理があります。また現地に合わせてメニューなどが変化しており特に日本を代表する料理である寿司では巻き寿司が海苔とご飯が反対になっていることや揚げ玉を巻いているものなど衝撃的なものがありました。特に驚いたのはカナダ料理です。私が現地の友人と夕食を食べようとした時、彼に何を食べたいかを聞かれ私はカナダ料理と答えました。しかし、彼は厳密なカナダ料理というものはないと答えました。なぜならカナダは多民族国家でありヨーロッパはもちろんアジアや南米、アフリカなどから来た移民によって出来た国だからです。
日本のようにほぼ一つの人種がいるのではなく多くの人種の人々の文化を持つカナダでは多くの文化を体験することができます。そして、多くの人々が互いに自身の文化を尊重していることに私はとても感動しました。

また、現地に住んでいる人々はみな優しく親切な方々ばかりでした。
私が道に迷ったときに私は誰かに声を掛けようとしました。しかし、私の内気な性格のせいで声を掛けられずにいたのですが見ず知らずの女性に逆に「大丈夫?」と逆に声を掛けられました。私はその方のおかげで道を知ることが出来ました。他にも町中にホームレスの人達にお金や食べ物を渡したす人や気さくに話し掛ける人を多く見かけました。日本ではホームレスの人達と積極的に話しかけたりする人はあまりいないのではないかと思います。レストランやカフェの店員の人達も「How is it going?」や「Have a good day!」などをお客さんの人に言うことや普通に話しかけたりととてもフレンドリーな人たちばかりでした。お客さんもそれに応えており日本のようなただの店員と客の関係ではないと実感しました。また、バスを降りる際はみな「Thank you!」などの感謝の言葉を言って降ります。これはビクトリアのみです。私はこれを疑問に思いホストファミリーなどに質問したら「ビクトリアのような地方だとバンクーバーなどの都会と違いみんな余裕があり地域での繋がりが強いから」と言われました。日本でも地域の繋がりがあってもバスで感謝の言葉を言うような文化はないのではないかと思います。

最後に私はこの3か月間で一番大切なことを学びました。それはConfidence自信です。留学をする以前の私は自分に自信が無く決断しても尻込みしてしまいあきらめてしまう傾向いありました。しかし、留学を通して色々なことにチャレンジするための自信を持つことを学びました。私はこの留学に参加して良かったと思います。