白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2017経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

~英語力向上のための3ヶ月~

室井 勇人

この3ヶ月間の留学生活で私の英語力が格段に向上しました。まず始めに、留学した1番の理由を述べます。それは、私の英語力を向上させたかったからです。私は、中学生で英語の学習が止まっており、友人よりも格段に英語力が低いです。なぜなら私は、商業高等学校生ため、英語の授業が無い高等学校でした。そのため私は、英語に力を入れている白鷗大学に入学し、第二外国語で留学準備英語を選択しているのは非常に可笑しなことだと思っています。しかしながら私は、高等学校の貴重な3年間のブランクがあったにもかかわらず、留学ができたことに保護者や先生方に感謝をしなければならないと思っています。また、このような人間でも留学のチャンスを掴むことができるということを、これから留学を考えている後輩達に伝えたいです。

次に、ビクトリア大学に留学した目的について述べます。私達はアメリカにあるタコマコミュニティカレッジかカナダにあるビクトリア大学の2つの大学を選択することができました。それなのにも関わらず、カナダのビクトリア大学を選択したのは、カナダはアメリカよりも治安が良く、また、人柄も良いということをインターネットで調べたからです。実際に、日本よりも治安が良いのではないかということと、ジェントルマンシップは間違いなく日本よりも多いということを感じました。また、ビクトリア大学の規模の大きさに関心をもち、私も通学してみたいと思ったからです。

次に、留学中に学習したことを述べます。私は下から2番目の330レベルのクラスでした。そのため、文法の授業は中学校の復習ばかりで物足りなかったです。ですが、私の苦手なリーディングとリスニング能力を強化することができました。また、ライティングとスピーキング能力は格段にレベルアップできたと思います。そして、ボキャブラリーの量が大幅に増えました。具体的に学習した内容は、willとbe going toやcanとbe able toの違い、whenとwhileの使い分け、used toを交えた会話、moreやmostを付けるか否か、前置詞の使い分けなどです。私が学習したこれらの内容はとても基本的なことばかりでしたが、中学生の頃に躓いてしまった範囲を克服し、今まで知らなかったことを新たに見出すことができ、とても充実したものにできました。これらの通常クラスに加え、週に1度の選択授業がありました。私は、イディオムとライティングの授業を選択しました。イディオムクラスは、日常生活で使われる範囲のイディオムやスラングを学習しました。実際に、学習したことを会話に交えることで、より高度な会話をすることができました。次に、ライティングクラスは、パラグラフライティングについての授業でした。人に物事を説明するときにパラグラフ形式に書いたり話したりすることで、内容をより論理的にすることができました。

次に、留学中に体験したことを述べます。今回のプログラムはスパニッシュ圏の学生が多く、パナマ出身の学生達がスパニッシュクラスを開いてくれました。習ったことはとても簡単なことばかりでしたが、スペイン語の面白さに気づくことができました。また、実弾射撃とペイントボールを体験することができました。実弾射撃は山野辺君のホストファザーに連れて行ってもらい、とても綺麗で静かな山奥でシューティングをしました。また、ペイントボールは私のホストファミリーの子供の誕生日パーティーとしてやりました。ペイントボールとは、無毒性塗料入りのペイント弾を圧縮ガスで圧縮した銃に入れ、対戦相手に向けて発射し、勝敗を競うスポーツです。どちらも日本ではできないことだったので良い異文化体験ができたと思います。更に、ビクトリア大学のジムとバレーボールサークルに通いました。私は運動をすることが好きで、現在、バレーボール部に所属しています。そのため、留学中に体が鈍ってはいけないと感じ、授業の終わりに積極的に運動しました。お陰で、現地の学生達との交流ができ、こちらも良い経験になりました。

最後に、この3ヶ月で学習したことと経験したことを今後の英語学習に繋げていきたいと考えています。また、次に海外に行くときは今回使用した言葉を駆使できるようにしたいです。最高の思い出を与えてくれたビクトリアとビクトリア大学で仲良くなった友人達に感謝します。