白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2016経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

ー身をもって感じたことー

吉 真佐人

今回3か月間アメリカで過ごしてみて、さまざまなところで驚きがありました。初めに来て、圧倒的に驚いたことは、周りの人達の英語を話す能力の高さです。私は授業のレベルが下から二番目のクラスでした。そのため、英語を話すことのできない人達のクラスだと思っていましたが、英語を話せないのは私だけでした。周りの学生を見て、「とても英語ができるな」と思っていました。なぜなら、スラスラ英語を話し、先生とも普通に会話をしていたからです。しかし、アメリカに留学している友人に電話でこのことについて相談しているときに、友人からアドバイスを受けました。「自分も同じように最初アメリカに来た時、外国人の英語の話す能力の高さに圧倒された。でも彼らは、英語ができるように見えるかもしれないが、文法など考えずに英語を話しているだけであり、 だから、お前も文法を考えるのは話した後でいいから、とにかくどんどん話していけ」といわれました。それ聞いて、自分の中で友人もそう思うことがあったのだという安心感、そして私もこれから気にせずにガンガン話していこうと思うようになりました。たしかに、日本語を話すときに一つ一つ文法を考えて話さず、また、話さなければ訂正もしてもらえない、と思うようになりました。次の日からどんどんクラスメイトや、アメリカ人の友人に話すようにしました。初めのころは、日本語のような英語を話していたので、相手が戸惑うことが多々ありましたが、その度に訂正してもらい、徐々に相手が戸惑うことが減っていきました。

次に驚いたことは、日本という国のすごさです。日本人と伝えた瞬間に日本語を教えてほしいと言われたり、今まで日本人の友達がいたことがないのに日本語を知っていました。日本語という言語は、日本でしか使われていません。なぜ、自分たちが英語を勉強しているのかというと、多くの国で英語が使われ、世界の共通言語と言われているからです。もし、私が日本人以外の国で生まれ たならば、人口13億人以上いて台湾やマレーシアなどさまざまな国で使われている中国語やヨーロッパや南米でも通じるスペイン語を勉強していると思います。しかし、その人達が日本だけでしか使われない日本語に興味を示しています。それだけ、興味を持ってもらえる国が日本なのです。それ以外にも、寿司や照り焼き、焼きそばなど様々な日本料理が知られていました。

留学する前、さまざまな人たちにたった3カ月で英語なんか話せないから行っても無駄だと言われました。たしかに、現在の英語力で見たときに、今ネイティブ並みに英語を話し、聞くことはできません。ましてや高校生よりも英語はできないかもしれません。でも、留学しない人たちは、上記のことを知ることはできるかもしれませんが、身を持って感じることはできないと思います。また、TOEIC などの英語のテストができるのと英語で会話ができることは別のことだと思います。日本人は英語を聞く機会がほとんどありません。だから、留学した初めのころ英語を聞こうと思っても、緊張してしまいなかなか聞き取ることができませんでした。しかし、最近では英語を日本語に変換しなくても英語を理解することができるようになりました。そして、簡単な文ならスラスラと英語を話せるようになりました。だから、今回留学して本当によかったと思います。今回、留学を許してくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。今後どんな形でも自分の英語のコミュニケーション能力を向上させていきたいと思います。