白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2016経営学部海外留学プログラム 
Tacomacommunitycollege 私の異文化体験

アメリカでの3ヶ月間

横塚 拓巳

私は3ヶ月間の留学期間で多くの異文化体験をすることが出来きました。そして、自分を見つめ直すとてもよい機会になりました。また、それに伴い多くの苦労がありました。アメリカに着いてから最初の頃は初めて見るものや初めて起こることに対して驚きがあり、それが感動でもありました。そのため、最初は楽しい、そう感じていました。しかし、実際はそんな甘くはありませんでした。

私は元々海外に興味がありましたが、英語がそんなに話せないがために人とコミュニケーションを取る上で苦労をしました。しかし、言葉が通じない自分が、どのように伝えるかを考えた時に表情や動作を使い積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大切であり必要不可欠だと思いました。 自分の意見を主張することの大切さを学びました、今までは人の意見に流される人生を送っていま した。しかし、アメリカでは自分がどうしたいのか、はっきり述べることが大切だということに気付きました。また、クラスでは日本人が自分 1 人だけだったのでクラスに行くのがとても不安で仕方がありませんでしたが、積極的にコミュニケーションを取ることでクラスの輪の中心的存在にもなることが出来き、放課後も他国の学生と遊びに行くことも出来ました。また、アメリカの人は大胆かつ大雑把なところがありますが、とても優しくフレンドリーで、すれ違っただけでも目を見て笑顔を見せ些細な事でも話しかけてくれ会話が生まれます。また、アメリカのほとんどの人が明るく人生楽しんだ方が勝ちという考えを持っていると思います。放課後は広場でスポーツをしたりトランプをしたり少年時代に戻ったようでした。このフレンドリーさが日本には無く握手やハグを求められた時最初は戸惑いがありましたが、今ではとても良い文化だと思っています。

留学をするまでの私はとても消極的で何事からも逃げていましたが、この留学を通して一歩踏み出す勇気がとても大切だと学びました。私が留学していた期間は、天候にもほぼ恵まれとても快適に過ごすことが出来ました。日本よりも天候の面では快適だと思いました。

私はアメリカ滞在中、大きく分けて2つの大きなイベントに参加しました。まず、一つはハロウィンです。想像以上にアメリカのハロウィンの規模は大きく、流石本場だと思いました。街の至る 所でハロウィン仕様になっていて、店員さんが仮装をして接客をしたり、お菓子を食べたり、学校 ではハロウィンパーティが開かれていて学生や地元の住民が集まりピザを食べたり、ダンスをしたり、学生が開いたお化け屋敷に参加できたりととても充実していました。また、このハロウィンを通して交友関係を広げ、ファミリーとも距離がより一層近くなったと思いました。もう一つはサンクスギビングです。5連休の内のサンクスギビングディとブラックフライデーがあり、各人々それぞれ過ごし方がありますが、ほとんどの人がサンクスギビングに家族パーティをして過ごして次の日に備えブラックフライデーに朝早く買い物に行くのがほとんどです。私は、親友のパーティに誘われたので参加しましたが、親友のホストの親戚や以前のルームメイトと交流することが出来きました、そのあとは親友のホストブラザーに買い物に連れてっていってもらい、電気屋に行ったのですがほとんどの人がテレビを抱えていました。日本でいう初売りのようなものでみんなとても気合が入っていました。また、授業では何故サンクスギビングがあり、サンクスギビングの歴史などを勉強しました。サンクスギビングの真実の過去を追求するということで、学校中にどのようなベン トなのかをインタビューするという授業でみんな快く受けてくれたのでとても楽しく歴史を学ぶことが出来きました。また、この留学で他国の人が日本をどう思っているのかも知ることが出来ました、みんな日本のことをよく言ってくれていて、ふとしたところで日本の話が出てきたりして、更に日本の良さを実感することが出来ました。

そして、私が一番辛かったのは食事の面です。私自身好き嫌いは特にないのですが、ホームステイでの食事はほとんどが口に合わず、十分に食べることが出来ない時もあり、その時は日本には帰りたいと思いました。しかし、全てが良い経験であり二度と過ごすことのできない貴重な時間だったと思います。この経験を今後に活かして行きたいと思います。