2016経営学部海外留学プログラム
University of Victoria 私の異文化体験
濱屋 かんな
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2016経営学部海外留学プログラム
University of Victoria 私の異文化体験
濱屋 かんな
私は、大学の海外留学プログラムに参加し、カナダのビクトリアに3ヶ月間留学しました。日本とは、言語も習慣も文化も異なっていたのでビクトリアでの生活は毎日が新鮮な体験でした。
ビクトリア空港について、最初に空港で待ってくれているホストファミリーと会うときはどんな人達なのかと不安と緊張でいっぱいでした。しかし、私の不安と緊張とは裏腹にホストファミリーは私の名前を書いた紙を持って待っていてくれていて、優しく私を迎え入れてくれたのでこの家族共に3ヵ月間楽しく過ごそうという思いに変えることが出来ました。私のホストファミリーはお父さん、お母さん、娘2人の4人家族でした。この家族は、いつも明るく笑顔が絶えない家庭でした。ご飯を作るときは、必ずお父さんとお母さんが会話をしながら作ってくれていました。カナダでは、家庭の時間を重視した考えを持っているため、日本よりも家庭の時間が多くてとても良い習慣だなと思いました。夕飯のときは、毎日今日の良かったことと、悪かったことを一人ずつ話す時間がありました。その時間があったことで話すこと、聞くことの練習にもなりましたし、ホストとコミュ ニケーションを取ってお互いを理解しあえる良い機会となりました。夕食の後は、家族みんなで映画を見ました。ホストは私が理解しやすいようにサブタイトルをいつも付けてくれていました。休日は色々なところにハイキングに連れて行ってくれました。カナダは日本と同じで四季があるので、秋は自然がたくさんあるところに行き紅葉を見に行ったり、冬はクリスマスイルミネーションを見に行ったりしました。イベントごとでは、まず最初にサンクスギビングデーがありました。親戚みんなで集まって各自の家で持ち寄った料理を夕食で食べました。親戚の人達と会える機会が無いと思っていたので緊張したけど、優しく話しかけてくれてとても楽しい時間を過ごしました。次にハ ロウィンがありました。ハロウィン前にかぼちゃ畑に行ってかぼちゃを買い、そのかぼちゃでジャックオーランタンを作りました。私にとって初めての体験だったのでホストに教えてもらいながら楽しく作りました。当日には仮装をして近所の家にホストとお菓子をもらいに行ったり、家に来た子供たちにお菓子をあげたりしました。日本にはこのような習慣がないのでどれも新鮮な体験でした。最後にクリスマスがありました。私はクリスマス前に帰ってきてしまいましたが、ハロウィンが終わったらすぐにクリスマスモードになったのでカナダでのクリスマスを少し体験することが出来ました。家ではクリスマスツリーやジンジャーハウスが飾られ、クリスマスソングやクリスマス映画をいつも観ていました。ホストはもちろんのこと、ビクトリアの人はイベントを大切にしていたのでみんなが1つになる機会が多くていいなと思いました。
学校では、ビクトリア大学で授業を受けていました。私は、英語に苦手意識を持っていたため、最初はどうしていいか分からず、積極的に行動出来ませんでした。しかし、同じクラスの外国人達と毎日接していく中で、自分を主張して積極的に行動しなければ語学力も上達しないし、友達もできないということを感じました。まず片言でもいいから積極的に色々な人に話しかけて友達の輪を広げることを心がけました。そのおかげで外国人のクラスメートとご飯に行ったりする中で、日本人は自分の国のことを自分から紹介しようとしないけれど、他の国の人は自分の国のことについて色々知っていて色々と教えてくれるので自分の知らなかったことを知ることが出来ました。その外国人のクラスメートと最後に別れるときに、「私の家はあなたの家だからいつでも来て」と言われたときはとても嬉しかったです。この繋がりを大切にしていつまでも繋がっていきたいと思います。
この3ヵ月留学プログラムに参加して、これまで知らなかったことを知り、色々な体験をすることが出来ました。自分が思ったことを咄嗟に口に出すということはまだ出来ないので今後の課題でもあります。これまでの英語の感覚を忘れないように今後も英語に触れることが出来る機会を自分から作っていきたいと思います。