白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

経営学部

海外留学プログラム

異文化体験報告書

2015経営学部海外留学プログラム 
University of Victoria 私の異文化体験

―バスの利用について―

大場 有紗

私は、3か月間カナダに留学していろいろな異文化を体験することができた。中でも、私はバスの利用について驚いたことがいくつかあった。私はカナダで通学や買い物、観光に行くのにBC Transit というバスを毎回利用していた。日本ではたまにバスを利用しているので違いを比べてみたいと思った。

まず1つ目は、バス利用の際の乗車運賃の支払い方である。大きく分けると4つのタイプに分類される。まず、バスに乗る際に直接お金を支払う方法である。これは、普通に日本でも行われていることだが「乗り換えをしたい」と運転手さんに言うと、乗り換え用のチケットを渡してくれて乗り換えの際に運転手さんにそのチケットを見せることで、2重に料金を支払う必要が無くなるのだ。私は、このシステムを知りとても画期的なシステムだなと感じた。2つ目のタイプは、バスチケットを利用するタイプである。この場合も、乗り換え用のチケットを必要であれば入手することができる。3つ目のタイプは、バスパスを利用する方法である。バスパスを購入すると、1か月間どの区間でも乗り放題というサービスである。私は、このバスパスを毎月利用していた。4つ目のタイプは、デイパスというカードを利用する方法である。これは、日付の部分をコインで削りバスの運転手さんに見せると1日乗り放題になるチケットである。東京などの都会では当たり前なのかもしれないが、どの区間を走行しても料金は片道$2,50と料金が一律であったこと、バスを降りる際ではなく乗る際に料金を支払うことの楽さに感動した。これらの、バスチケットやバスパスは学校や近所の薬局、コンビニなどで購入することができる。気軽に購入できることも魅力の1つであると感じた。

2つ目に、バス利用の際のカナダ人のマナーについて述べたい。車いすやベビーカーなどを利用している人がバスに乗ってくると、皆が一斉に席を立ち椅子をたたみ、スペースを作っていたことに驚いた。また、車いすやベビーカーを利用している人が乗り降りしやすい様にバスにスロープが作られたり、バスの車体が低くなったりと、いろいろ不自由がある人でも気軽にバスを利用できるこの制度は素晴らしいと思った。日本では、こういう人が周りにいても見て見ぬふりをしたり、バリアフリー化が進んでいなかったりなど何か不自由のある人がバスなどの交通機関を利用しにくい環境であると思った。他には、バスを降りる際には必ず運転手さんにThank you! とお礼を言うことである。カナダの運転手さんは乗車、降車の両方の場面であいさつをしてくれる。毎回、とても気持ちが良く、次もきちんとあいさつをしようという気持ちになった。日本では、こちらからお礼を言いたくても恥ずかしくて言えなかったり、言っても運転手さんから何も返事がなかったりとマイナスな面が多いと感じた。一方で、カナダ人の運転手さんは日本人に比べて少し運転が荒いと感じた。急ブレーキが多いことが問題であると思ったが、それは歩行者を優先させる為であるとも思った。

今回の、留学を通して日本やカナダそれぞれの素晴らしさや違いを知ることができた。また、素敵なホストファミリーや多国籍の友達とも出会えることができた。最後の2週間ぐらいは、後もう少しで帰らなければならない、お別れしなければならないと考えただけで涙が止まらなくなり、今では奥二重だった目が二重になった。そして、お腹や顔にも余計なものが付いた。今回の留学は、見た目だけでなく心も変化させた。これからの人生で、今回の留学は大きな意味を成していくと思う。支えてくれた、先生や両親、友達に感謝したい。

写真は、私のお気に入りのホストブラザーがHalloweenの際に装着したお面である。水道を使おうと思ったら水の中に浮いていたのでとてもホラーだった。きっと彼は、潔癖症であると思った。