経営学部海外留学プログラム
UVic 担当アドバイザー
川上 代里子
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経営学部海外留学プログラム
UVic 担当アドバイザー
川上 代里子
まず、皆さんが無事留学生活を終えて帰国したことを、大変嬉しく思います。プログラム開始直後は、気候や文化の違いに直面し、ストレスも多く肉体的にもきついと何重にも大変だったと思います。ウィークリーレポートを通して、皆さんが次第にそれらを乗り越えて成長していく姿を見られたことは、大きな喜びでした。
皆さんは、留学生活から様々な収穫を得たのではないでしょうか。まず、他国を知ること日本を知ることであり、現地の社会を知ることで日本の良さを再発見した人もいるでしょう。また一方で、改善すべきこともたくさん見えてきたと思います。異なる社会から来たクラスメイトとの交流から、異文化への適応能力や他者に対する寛容さなどの人間関係力を身に着けた人もいるでしょう。
そして、留学で人間関係の大切さを実感したという人もいたようです。留学生活でのコミュニケーションには、言葉の問題や文化の違いなど、多くの困難があったと思います。留学生活での出来事から、英語で自分の意志を伝えること、はっきりと自己主張をすること、積極的に自分から働きかけることの大切さを感じた人は多いのではないでしょうか。困難があり、それを乗り越えたからこそ得られた教訓というのがあったと思います。
また、クラスメイトやホストファミリー、さらに街で出会った人々などから様々な場面で助けられたことがあったと思います。それらも貴重な経験だったといえるでしょう。助けられたことに感謝の気持ち感じた時、いつか自分も同じように困っている人を助けようと考えた人は多いのではないでしょうか。人間が一人でできることは限られています。これから先、他人と協力して物事を成し遂げていく能力がとても大切になります。留学中の経験は、そのようなときにきっと役に立つでしょう。
そして英語力についても、自分は何が得意で何が苦手かを知り、出来ないことに落ち込みながらも自分なりにそれを克服するために努力を始めていく人もいました。留学前より視野を広げ、日本に居ては気付かなかったことに気づき、困難を克服して自信をつけた経験は、今後の大きな財産になると思います。
最後に留学プログラムは終了しましたが、これからそれら得たものをどのように活かしていくかを考えた時、むしろこれからが始まりなのだと思います。留学生活で得た自信やモチベーションを良いきっかけとして、今後も意欲を維持して努力していってください。皆さんのこれからの大学生活が充実したものになるよう願っています。