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2016(平成28)年1月からマイナンバー(個人番号)制度が始まりました。この制度は、国民一人ひとりに生涯不変の12ケタの背番号を振り、社会保障・税・災害対策、さらには自治体が条例で定める事務などの分野で活用されます。行政の効率化が狙いとされます。一方、個人には申請に基づき、IC仕様の個人番号カード(マイナンバーカード)が交付され、これを活用した情報連携(データ照合)/マイナポータル(ワンストップ)サービスが2017年11月からはじまりました。
私たち市民は、できるだけ頻繁にパスワードを変えて安全対策を取るように求められる時代です。しかし、マイナンバー制度は、生涯不変の各人の12ケタの番号(パスワード)で、できるだけ幅広い個人情報データを管理・利用する危ない構想なわけです。政府は、カードの社員証などへの民間利用なども想定しています。どのように自分のプライバシーを護るか、私たち市民には重い課題です。行政の効率化とプライバシー保護の両立は可能なのか考えてみます。
日時:平成29年12月20日 (水) 16:30 ~ 18:00
場所:白鴎大学本校舎 3号館5階 351教室
講師:白鴎大学法学部 教授 石村 耕治 先生
対象:一般の方、学生、白鴎大学教職員、その他
予約:特に事前のご予約は必要ございません。当日直接お越し下さい。