岩﨑忠ゼミナール(法学部)は、8月25日(月)、今年度の研究テーマ「子ども政策」の一環として、栃木県佐野市にてフィールドワークを実施しました。
当日は、佐野市より「佐野市こども計画」に基づく市の全体像や基本的な考え方、施策の理念と運用実態についてご説明いただきました。ゼミ生は事前に各自の関心に沿って調査項目を設定し、質問事項として整理・送付しており、当日はその内容に即した丁寧な説明と質疑応答が行われました。
特に「ヤングケアラー」支援に焦点を当て、コーディネーターの方から対策事業や学校との連携について具体的なお話を伺うことができました。また、こどもクラブ、児童館、保育園の現地視察も行い、施策の現場を直接見る貴重な機会となりました。
今回のフィールドワークを通じて得られた知見をもとに、ゼミでは来年2月に向けた政策提案の準備を進めており、今後も佐野市役所との意見交換を重ねていく予定です。
主な調査項目(学生からの質問より抜粋)
〇ヤングケアラーの具体的支援と課題
〇こども食堂の現状と自治体の支援のあり方
〇男性の子育て支援
〇アウェイ育児に対する具体的な取り組み
〇「こどもまんなか社会」に向けての重点的な取り組み

ヤングケアラー対策事業の説明を聞くゼミ生

ゼミ生と市担当者との質疑応答の様子












