3月23日（日）に「KAMOME CUP ダンスコンテスト」と「KAMOME CUP 体操競技大会」を開催しました。この大会は、本学のダンス部や体操競技部が本学施設で行っている子ども向け指導の成果発表の場であると同時に、県内外からも出場者を募り、ダンスや体操競技の楽しさを伝えて競技人口の裾野を広げることを目的としています。
　当日は、幼児から小学生を中心に、ダンスコンテストには約370名、体操競技大会には約110名の子どもたちが出場しました。
　大会の運営にあたっては、本学生に加え栃木県内外で主に教員として活躍する本学卒業生も審判や実行委員として参加し、子どもたちの晴れ舞台を支えました。
※「HAKUOH DANCE ACADEMY CIEL」および「メーヴェ体操教室」は本学が直接運営するものではございません。お問合わせは各教室へお願いします。なお「メーヴェ体操教室」は現在定員に達しており、2025年の募集は終了しました。

ダンスコンテスト統括　内山須美子 教授（教育学部）コメント

　ストリートダンスは4部門（U-9、U-12、U-15、OPEN）、チアダンスは3部門（Mini、Youth、OPEN）、ショーケースを合わせると8部門63組370名にご参加いただきました。会場は参加者の家族や友人の声援で埋め尽くされ、熱気と興奮に包まれました。DリーグダンサーのSYO-HEIさん、じゃがさん、黒田麻衣さんを審査員にお迎えし厳正なる審査が行われました。表彰式では、教育学部長の金井正教授より各部門の優勝・準優勝の他、「白鴎大学特別賞」「JAM賞」が授与されました。

　きらめく照明の下、工夫を凝らした衣装、磨き上げたパフォーマンス、そして幼い子どもたちの笑顔など、さまざまな表情がステージを彩りましたが、どのチームにも共通していたのは「真剣さ」でした。MCの「今後の目標は何ですか？」という質問に「もっとみんなと合わせたいです」と答えた幼児の素直な思いから、審査員の貴重なコメントに熱心に耳を傾ける姿まで、参加者一人ひとりの成長への強い意欲が感じられ、これほどまでに子どもたちを真剣にさせるダンスの力を感じるとともに、日本のダンスの未来は確実に明るいと実感しました。

　ダンスで輝きたいと願う人々に、その願いを叶えるステージを提供することを目的としたこのイベントの運営を支えているのは、本学ダンス部とその卒業生です。大学で培った知識と経験を活かし、地域の皆様に貢献できること、そして何より子どもたちの笑顔が見られることに深い喜びを感じています。今後も、より多くの方々がダンスを通じて輝ける場を提供できるよう、学生・卒業生と力を合わせていきたいと考えています。

体操競技大会統括　濱﨑裕介 准教授（教育学部）コメント

　今大会は前回の本学第一体育館から体操場に会場を移して開催しました。競技エリアと観客席が非常に近く、選手たちは保護者の方からの声援を間近に感じながら演技に臨み、熱気あふれる「密」な大会となりました。

　今大会も年少の幼児から小学6年生までの子どもたちが、元気いっぱい・笑顔いっぱいの演技を披露してくれました。10点満点が表示されると、会場は大きな歓声と拍手に包まれ、子どもたちの元気な挨拶や笑顔には、観覧の方々から温かい声援が送られていました。

　KAMOME CUPでは、得点による上位入賞者だけでなく、特別賞を設けて子どもたち一人ひとりの“良いところ”を表彰しています。元気な挨拶で大会を明るく盛り上げてくれた「元気玉賞」、素敵な笑顔で会場を和ませた「スマイル賞」、仲間と協力し合う姿を見せた「フレンドシップ賞」、そして最後まであきらめずに頑張った「ネバーギブアップ賞」。どの賞にも子どもたちの個性や努力が光っており、演技以外の“素晴らしさ”を称えるこの取り組みは、子どもたちや保護者の方々からも大変好評でした。

　また今年も、本学体操競技部の卒業生が県内外から駆けつけ、審判や運営スタッフとして大会を支えてくれました。同部顧問として卒業生たちに再会できることが年々楽しみのひとつになっており、この温かなつながりが同部の大きな魅力であると改めて感じています。

　子どもたちの笑顔が私たちの活動の原動力です。その笑顔をもっともっと引き出せるように、今後も学生・卒業生と力を合わせ、より楽しく、そしてより温かな大会を創り上げていきたいと思います。

参加者総数：113名（104名＋オープン参加9名）

ダンスコンテストを開催した本キャンパスの白鴎国際ホール

白鴎大学特別賞に輝いた Dance Club Luce / Mini と本学教育学部長の金井教授（左）

体操競技大会を開催した大行寺キャンパスの体操場

体操競技大会の表彰式