国際マーケティング戦略を研究する経営学部の内堀敬則ゼミナールが、12月8日(日)に開催された「国際ビジネス研究インターカレッジ大会(IBインカレ)」に出場し、2チームが研究報告を行いました。
同大会は、大学のゼミナールが研究成果を学術論文形式で発表し、優勝を争うチーム対抗の研究報告大会です。14回目となる今回は学習院大学で開催され、東京大学や明治大学など16大学28チームが参加しました。本学の内堀ゼミは、「高度外国人従業員活用戦略は日本企業に何をもたらすか -上場全企業調査による実態調査と将来展望分析-」および「外食産業の国際化プロセス研究-事例研究に見る海外市場参入戦略の分析-」という2つのテーマで発表しました。
<内堀ゼミ長 経営学部3年 大内さん コメント>
ゼミ活動を始動してから8ヶ月間、インカレ大会に向けて、仲間と共に文献読破や企業インタビューなどを行ってきました。その成果を今回無事に出し切ることができ、大変嬉しく思います。プレゼンテーションや論文作成、インタビューなど、次々と壁にぶつかるたびに仲間と共に乗り越えることで、かけがえのないチームを構築できました。また、インカレ大会などのイベントを通して、大学を超えたネットワークを得たことは、大きな財産になりました。この機会を与えていただいた内堀先生ならびに主催していただいた学習院大学に感謝申し上げます。
<内堀教授 コメント>
内堀ゼミでは毎年ゼミ生が力を合わせ、自ら設定したテーマのもとで実証研究を行っています。今年は、近年急拡大している外食産業の海外展開の鍵を探ったり、高度外国人材を活用する際の企業戦略について検討しました。いずれも企業関係者へのインタビューを行うなど、現実的なインプリケーションを意識した研究成果を発表することができました。学生たちにとっては、スキルを身に付けるとともに、他大学の学生たちと交流する機会にもなりました。こうした実績をもとに、自信を持って社会に羽ばたけるよう、学生たちを指導していきたいと考えています。
16大学26チームが出場
内堀教授とゼミ生たち
外食産業の国際化プロセスについて研究したチームのプレゼンテーション
高度外国人従業員活用戦略について発表したチームの質疑応答場面