白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

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平山ゼミが模擬裁判員裁判を行いました

2018/03/01

 法学部の平山真理ゼミナール(刑事訴訟法)が2月28日、東キャンパス法廷教室で模擬裁判員裁判を開催しました。今回は、20歳の被告人が親友にSNS上で悪口を言われたことを知って激昂し、その親友を殺害しようとした殺人未遂事件についての模擬裁判員裁判。指導した平山教授が「ゼミ生たちが証人尋問や被告人質問でのやり取り等を考えながら作り上げた」と語るように、22名の同ゼミ生が演劇部の協力も得てそれぞれの役を演じました。同教授は「弁護人や検察官、裁判官や裁判員の役割を考えるよい機会になったと思います。模擬裁判を体験することで、刑事手続の流れをより可視的に理解できたのではないでしょうか」と半年間かけて準備してきた学生たちを評価しました。来場者にも裁判員を体験してもらおうと、判決内容の投票が行われ、それらを反映した判決が下されました。

ゼミ長の照井 理伽子さん(法学部3年生)の感想
「もしも自分の家族が、友人が、そして自分自身が、事件の当事者になったらどうだろう。本日参加した多くの人が、そんな鬼気迫る思いで量刑を考えたと思います。個人的な処罰感情にのみ依拠せず、何をもって反省していると言うのか、更生の可能性はあるのかなど、さまざまな観点から評価を下すのは、実はとても難しいことです。この模擬裁判員裁判が、いつか裁判員に選ばれるかもしれないみなさんにとって、貴重な経験となれば幸いです」


東京高等裁判所と同じ造りの法廷教室

証拠として提出されたSNSのやり取り

来場者と記念撮影

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