法政策研究所と国際交流センターの共催による比較法特別ゲスト講演が、9月30日、本学キャンパスで開催されました。
講師には、本学の海外協定校であるハワイ大学から、ブランドン・ヒガ先生(ハワイ大学リチャードソン・ロー・スクール講師/ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ 大学内部質保証室ディレクター)とジョシュア・ファウムイナ先生(ハワイ大学リチャードソン・ロー・スクール法務博士候補)をお迎えし、「比較法と憲法を実践する:沖縄、東京、京都での経験から」というテーマでご講演いただきました。
講演では、ヒガ先生が海外留学の経験を通して、比較法と憲法をどのように実践的に学ばれたのか、また日本での生活や学びが、法律家・公務員としての視点にどのような影響を与えたのかについてお話しくださいました。
米国憲法と日本国憲法を比較しながら、言論の自由や婚姻の平等に関する事例をもとに、異なる社会が国家の方針・地域の声・個人の権利のバランスをどのように取っているのかを、法政策研究所長楪博行教授の解説を交えて考察されました。
最後には、国際交流が法学教育や市民としての関わりをどのように豊かにするのかについて、学生たちが講師の先生方との質疑応答を通じて理解を深めました。
ブランドン・ヒガ先生

ヒガ先生の講演と楪教授の解説を受ける学生達の様子












