白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

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下村健一ゼミ(経営学部)の「足利100年カルタ」を足利市に贈呈

2025/06/24

 6月20日に経営学部の「地域メディア実践ゼミ」(下村健一教授)が制作した「足利100年カルタ」総集編の贈呈式が足利市役所にて開催され、本学の渡邊理事長から早川尚秀足利市長へ目録が手渡されました。また、市長から大学へ感謝状が授与され、代表として同ゼミ長の實川尚真さん(経営学部4年)と室井遥花さん(経営学部4年)が受け取りました。

 このカルタは、同ゼミが足利市制100周年にちなみ足利のこの100年の出来事を、施設や人物などにフォーカスしながら五十音順に紹介し、月1回のペースで制作・連載を行ってきたものです。(本学HP メディア掲載情報「下村健一ゼミ(経営学部)による連載『足利百年カルタ』」

 2025年4月の連載終了後、カルタの総集編が冊子化され今回の贈呈に至りました。冊子は本学が1000冊印刷し、うち300冊を第1弾として同市に寄贈。寄贈冊子は市内の全小中学校・公民館・移住希望者相談窓口・JR足利駅の観光パンフレット棚などに設置・配布されています。

 

【下村教授コメント】

 両毛新聞(地元の日刊紙)の紙面をお借りして2021年5月から連載を始めた「足利100年カルタ」。20年度のゼミ生が手がけた初回【あ】=「足利裁縫女学校」では、読者の皆さんに情報提供を呼び掛けて本学の前身の発祥地を特定するという快挙をいきなり放ち、以来昨年度まで足掛け5年、通算40人のゼミ生たちのバトンリレーで最終回【わ】=「渡良瀬橋」(森高千里さんを直接取材)までやり遂げました。

 モジモジ訪問する学生記者たちを暖かく迎え入れて取材に応じてくださった、沢山の足利市民の皆さん。その間、掲載紙の相次ぐ廃刊という試練にも直面しましたが、その都度「白鴎生たちの頑張りを途切れさせてはならない」(minimu松尾編集長)という地元メディアの皆さんの異例のご協力により、連載の場を両毛新聞→渡良瀬通信→「minimu」と渡り歩きながらゴールインすることができました。

 そんな足利の方々へのご恩返しとして、この集大成の冊子が少しでもお役に立てば、学生たちにとってこんな嬉しい事はありません。《地方大学が地域社会のために貢献できること》の1つのモデルケースとなれば、幸いです。


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東京新聞 朝刊 2025年6月21日(土) 13面(群馬栃木版)

情熱満載「足利100年カルタ」 白鴎大生、4年費やし冊子完成 「猫又屋」や「渡良瀬橋」…歌手・森高千里さんに取材も


2025年7月22日付け 下野新聞



感謝状を手渡された下村ゼミの学生と下村教授(右端)


感謝状贈呈後、関係者で歓談する下村ゼミ生ら


贈呈された「足利100年カルタ」総集編

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