平山真理教授(法学部)が日本側の研究代表者を務める共同研究「検察審査会制度についての日台比較研究―日本における意義と課題、そして台湾における発展可能性」が、公益財団法人日本台湾交流協会の2025年度共同研究助成(人文・社会科学分野)に採択されました。この助成金は、日本と台湾双方の研究者が共同研究を行うことにより、日台学術交流のネットワーク形成及び協力関係を強化することを目的としています。
台湾側の研究代表者である林裕順教授(台湾国立中央警察大学)や、日本・台湾それぞれの研究者や実務家も含め、合計6人で構成される研究グループで、公訴権に民意を反映させる重要な制度である「検察審査会制度」の意義と課題についての研究を2025年5月から1年間かけて行います。
『検察審査会-日本の刑事司法を変えるか』(共著 岩波書店2022)も執筆し、本学で刑事訴訟法・刑事政策を担当する平山教授
昨年本学で開催した国際シンポジウム「裁判員制度を国際的・多角的な観点から再検証する」で報告する林教授