白鴎大学とロート製薬株式会社 関東支店による産学連携インターンシップの最終発表会が、3月13日(木)に白鴎大学本キャンパスで開催されました。本プログラムは、学生の創造力と実践力を養うことを目的とし、地域のドラッグストアの活性化をテーマに全5回スケジュールで実施されました。参加した学生たちはドラッグストア業界の現状や課題を研究するとともに市場環境の分析やビジネス思考を学び、企業視点での販促活動の工夫や難しさを体験しました。
最終発表会では、学生5名がこれまでの学びを活かし、自ら考案したアイデアを企業関係者や教員の前でプレゼンテーションしました。各発表では、売場の魅力向上や効果的なプロモーション手法に関する斬新なアイデアが披露され、活発な質疑応答が行われました。
白鴎大学本キャンパスとロート製薬株式会社 関東支店は約200mの距離にあり、この地の利を活かした産学連携プロジェクトが実現しました。学生たちは企業と共に実践的な課題に取り組むことで、学びを深める貴重な経験を得ることができました。本プログラムを通じて得た経験を活かし、学生たちがさらなる成長を遂げることを期待しています。
ビジネス開発研究所長の小笠原伸教授コメント
白鴎大学では社会を知り地域に学び、学生の新たなステップアップにつなげてゆくべく企業や自治体などとの連携機会を創出しております。学生にとっては今回のインターンシップの参加がアクティブ・ラーニングの実践の場であり製薬業界の仕事や社会的使命を肌で感じその一端を経験することができる貴重な機会となったことでしょう。学生の発表で大変魅力的な内容がプレゼンされるのを見て、この数ヶ月のインターンシップが大きな糧になったというのを感じることが出来、企業文化やそのビジネス構築手法の大切さを一部でも会得することが出来たものと理解しました。学生にとっても、今後新たな職業意識の醸成に繋がり更に社会へ意識を開く結果となってゆくことを期待したく思います。白鴎大学としては学生による社会課題の解決に向けた挑戦を支援してゆきたく、改めてロート製薬の皆様による産学連携プログラムへのご参画に深く感謝いたします。
関係者を前にプレゼンする学生
発表後、質問を受ける学生
総評するビジネス開発研究所長の小笠原 伸 教授
ロート製薬執行役員の梅岡様より終了証を授与される学生
最終発表会に参加者と記念撮影