12月18日、本キャンパスで司法試験の合格体験報告会が開催され、今年司法試験に合格した卒業生の佐藤さん(2021年度法学部卒)が貴重な体験談を語り、後輩たちにエールを送りました。
佐藤さんは、本学卒業後に早稲田大学法科大学院(既修)に進学。修了後に迎えた初めての司法試験で見事合格を果たしました。学びが深まるにつれてどのように勉強法が変わっていったか、自分の考えを答案の形にする際にどのような点に注意すると良いか、ロースクールではどのような日々を送っていたのかなど、多岐にわたる内容の話がありました。佐藤さんの話からは、日々の積み重ねの重要性と、主体的に学ぶ姿勢の大切さが伝わってきました。
専門ゼミナールⅠ・Ⅱの担当教員だった河野泰義先生は、佐藤さんが在学中から自ら進んで調べる姿勢を持っていたこと、強い志を持っていたことを懐かしそうに振り返り、法曹の先輩として今後の修習に向けた励ましの言葉をかけました。
質疑応答の時間では質疑が途切れることなく続き、あっと言う間の90分となりました。佐藤さんは質問に丁寧に回答し、参加者からは「司法試験への取り組み方について、詳細な情報を得ることができた」「自分の進路をより真剣に考えることができた」などの感想が寄せられました。
「試験を恐れる必要はない」と語った佐藤さん